表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/8

第6章

「襲撃の算段はもう付いている。」

徹が口を開いた。

「輸送車は二時に花畑町から水道町を通る。僕たちが襲うのは水道町を通った時だ。」

「深夜とはいえ、街の真ん中で襲うのか?」

思わず学が聞いた。

「輸送車には護送車がついている。対処するなら広い方がいい。」

昭と龍也はまだ口をつぐんでいる。

「銃は3Dプリンターで作ったものを使う。足がつかないからね。」

「いつ襲撃する?」

「襲撃は一週間後だ。じゃあみんな参加してくれるね?」

裕也は周りを話終わって皆の表情を見た。龍也と学の表情からすでに腹が決まった事が見て取れた。襲撃に参加するつもりだ。昭の表情は暗く、いまだこれからする事になる事の重大さに圧倒されている事がわかった。

「昭。悩むのはわかるが、他に選択肢があるような身分でもないだろ?」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ