表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/8

第4章

リビングに通されたのは黒色のライダースを着た男だった。男は髭を生やしていてモードな格好だったが、ライダースの上からでも体に筋肉がついていてちぐはぐな印象を与えた。

「遅いぞ」

徹は髭の男に言った。髭の男は徹を横目で見たが無視してソファに座った。全く、と徹は言いながら昭の方に向き直った。

「集まってきた人の名前って知っていますか?」

昭は徹と向き合っていながら黙っている事に居心地が悪くなり、部屋に入る前から気になっていた事を聞く事にした。徹は少し驚いて、そうか、と独りごちた。

「すまない、教えていなかったね。あのパーカーを着ている悪そうな奴が久保学。学は大学まで進学していて頭の切れる奴だ。遅れてきた奴が橋本龍也。昭君と同じようにナーブで銃の扱いに慣れている。今回みたいな仕事にも慣れているから頼りになるよ。どっちも一緒に仕事した事がある。大丈夫、信頼できる奴だ。」

徹は昭の不安を見透かしたようで、子供に言い聞かすように言った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ