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プロローグ
-これはある少年の希望と奮闘の物語-
あの日、僕は見たんだ。
神様を。
僕は音楽が好きだ。
昔から親が色々な音楽を聴かせてくれた。
曲の名前も、歌詞も、何を言っているかわからなくても、音が好きだった。
昔からそんな少年だ。
でも、「ゲーム」に触れて、楽しさにのめり込み、いつしか「音楽」を忘れていった。
いつ頃だっただろうか、ああ、もう5年が経つのか・・・
「あの日」衝撃的だったあの日。
僕はきっと、いや絶対忘れることはない。
「僕の原点の日。」
そんな日のことを少し話そうか。