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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

S級付与魔術師【エンチャンター】勇者パーティーを追放される。あれ? 俺がいなくなると武器も防具も全部ダメになるって言ったよね? 俺は新しいパーティーで必要とされてるから、君は自力でがんばってくれ

「てめぇはクビだ! ルイド!」

ある日、S級付与魔術師【エンチャンター】であるルイドは勇者パーティーから追放された。

ルイドは付与魔術【エンチャント】で武器や防具にスキルや特殊効果を与え、パーティーに貢献していたにも関わらず。

「ど、どうしてだよ! どうして俺がクビなんだ!」

「今までご苦労だったな。てめぇの付与魔術は役に立ったぜ。けどもう、武器や防具が整った今は用済みなんだよ。お前の代わりにもっと役に立つ汎用性の高い魔術師を雇うつもりなのさ。お前の居場所はここにはないんだ。いいから出てけよ」

 勇者ライアンはルイドに告げる。

「本当にいいのか? 俺の付与魔術【エンチャント】は俺がいないと機能しなくなる。お前達の装備は役立たずになるんだぞ!」

「見苦しい嘘を言っているんじゃねぇ。そうまでしてまで、俺様の勇者パーティーに残りたいのかよ? ここまでくると哀れだな。お前みたいな付与魔術しかできない無能、もう必要ないんだ」

説得空しくルイドは追放される。追放されたルイドはドラゴンに襲われている剣聖エアリスと出会う。ルイドは付与魔術で彼女を救う。ルイドは彼女とパーティーを組む事に。

一方その頃、ルイドを無断で追放した勇者パーティーは不穏な空気で支配されていた。

ルイドが付与魔術を施した武器や防具が役立たずになってしまったからだ。代わりとなる付与魔術師も見つからず、勇者パーティーは追い詰められていく。

勇者パーティーは連戦連敗、金も名声もなくなり、周囲からの評判は地の底まで落ちていく。

ドン底まで落ちた勇者は激しく後悔し、ルイドを呼び戻そうとするが。

その頃既にルイドは新しいパーティーで遥かな高みへと到達しているのであった。

※他サイトでも掲載
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