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治療をしながら、働くを人が考えるとき
はじめにー
難病患者の'働く'相談を受ける仕事、
そうした窓口にいて、見えてきた治療をしながら働くを考える人の姿がある。
看護士として、患者として病院で出会った難病患者。医療相談で、出会った難病患者、職業相談の窓口で出会った難病患者。
治療も、働きたい、も生きる人のリアルな姿。
がっ、医療の制度や、就活をサポートする制度や、支援のあり方の中で、白衣を着ていた就活サポーターの中に生じた揺らぎや、悲しさ、喜び、
病と人。
治療をしながら、働きたい。
体験に基づいて、事例はフィクション性を含み、
少し物語として書き綴った、本書が、
難病患者の'働く'に、少しでも、多少でも、光を灯す小説になれば、嬉しい。
もし、難病が発症して、
治療をしながら、働くことができる状態のとき、
世の中は、どう寄り添えるのだろうか。
著者 ryuji nakagane