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牢屋です(牢屋です)

...

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「ろ!う!や!だああああああああああああ!!!!」

「ギャーうじゃぽいーーーーいあjをじゃいごじfじゃ▽□〇〈§pーー^^」

 俺は文字にもならないわけのわからない言葉を叫んでいた。

 それもそのはず。俺は今から...



 世界で一番罪の深い者が入れられる、【極悪人の牢獄】に入れられるのだから ーーーーー



「まず、ここで取り調べを受けてもらう。自分の身を潔白だと証明出来たら、裁判まで少しの間外へ出てもいいことになる。外に出たいなら頑張ることだな」


美人な看守さんに猶予を与えてもらった、しかし...証明できなさそうだな。


「裁判で潔白を証明するには、20名のサインと20名の証言が必要だ。お前みたいな駆け出し冒険者にそれができると?」


 ひでぇ、身の潔白を証明するなんて証人が沢山いないと不可能に近いじゃないか!それに俺まだここにきて一晩も経ってないのにこれはあんまりだろ!


「あの、俺全く人脈ないんですけど、どうすればいいんですか?」

「知らん!罪を犯したのはお前だ!到底許される行為ではないんだ!運よく水色の目と髪をしたプリーストが消火してくれたが、本当なら大火事になることだったんだぞ!」


 よかった、街が無くなることはなかったらしい。てか、冒険者の魔法位で滅ぶ街とかザルすぎだろ...やる気あんのか。


「どうだ、身の潔白は証明できないようだな。というわけでお前は終身刑だ。死刑にしないだけいいと思え」


ガタンッ!


 俺はいきなり薄汚い完全な密閉空間に入れられた。そこでさっきの看守の声が聞こえてきた。


「いいか!そこからは絶対に出れない!その壁も、床も、天井も全てが破壊不能だ!特別な魔法を解除しない限り出られない!才能が一切ないお前のような奴はこんな安上がりの牢屋で十分だろう!」


 ひどい。サラッと俺への暴言も言われたし。やめてくれよ。



 思えばこの世界に思い残すことはないな、友人もできずに、いきなり戦わされて牢屋に入れられて...もしもこの世界とは別の異世界に行けたら...



これからどうなるのでしょうか

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