転生初日、まさかの出来事
遅れてすいません。
「いいか、ただし周りに迷惑をかけないように外でだぞ!」
「いいだろう、ただしお前が負けたらこの酒の金はお前が支払ってもらう!」
「いいぞ、じゃあ勝負だ!」
「たぁっ!でやっ!」
「ほっ!」
ヒュッっと相手の剣が俺の服を掠める。
「どうしたぁ!威勢がいいのは最初だけかぁ?!」
「馬鹿にしやがって、目に物見せてやる!」
俺は自らの魔力をすべて解き放ち、覚えたての魔法を放つ。
「ファイアボール!!!」
俺の手から放たれた火球はとてつもない速さでおっさんに...
おっさんに...
お っ さ ん に...
「キャー!!火事よー!!!」
やってしまった。使い慣れてないのに全力で使って魔力が暴走しておっさんから180度逸れて、
宿屋のカウンターにクリーンヒット。
くっ...魔力が切れると、こんなに倦怠感がくるのか...くそ、これじゃあ戦えない...
俺は思わずひざを突いてしまう。
「ぐっ...ここは逃げないと...」
「おい!お前がしでかした事なんだからしっかり後始末つけろよ!」
と言い、おっさんは荷物を持って宿屋から逃げていった。
「おい、貴様!この街中で何をしている!」
「いや、これは...」
「話は詰め所で聞く、立て!」
「ヤマザキ・リョウタ。決闘のうちに街中で魔法を使用し、宿屋に放火、町の住民に危害を加えた
罪で、お前を捕縛する。来い!」
転生初日、私はどうやら牢屋に行くようです。
拙い文章ですが、これからも精進していきますので、よろしくお願いします。
追伸:スマ〇ラSPが楽しいんです。