5「だれわた」一方その頃。
12月31日 13時
瑞樹の部屋
瑞樹「えーと、なんであたしの部屋に廣山さんがいるの……?」
宇美「あたしも知らないわよ。ここにいろって命令されたから」
瑞樹「まあいいけど……今回はあたしたちも出られるみたいだし」
宇美「去年はネタバレ防止のせいで出たのは佐野さんとカナだったでしょ?」
瑞樹「そうそう。ま、ゆっきーと桧原ならいいけどさー」
宇美「……ちょっと、電話かかってきてるけど?」
瑞樹「えっ、わ、ほんとだ。ゆっきーだ」
瑞樹「もしもし~? ゆっきーどうしたの? 桧原と喧嘩でもした~?」
優樹菜『そ、そんなんじゃないよ!』
瑞樹「あははーだよねー。で、どうしたの?」
優樹菜『今どこ?』
瑞樹「家だよ」
優樹菜『廣山さん一緒?』
瑞樹「うん、一緒」
宇美「ちょっと何の話してるのか聞かせなさいよ」
瑞樹「あーはいはいスピーカーにするから」
優樹菜『今からこっち来れる? 私の家』
瑞樹「行けなくもないけど」
宇美「どうかしたの?」
優樹菜『うん、ちょっと。尾川くんが』
宇美「えっ、そっち尾川いるの!?」
瑞樹「っていうことはゆっきー女子一人! 行こう、廣山さん! えーっと、長いから宇美って呼んでいい!?」
宇美「ちょ、それってどうなのよ……」
優樹菜『よ、よろしくねー』
瑞樹「はいはーい。ほらっ、行くよ宇美!」
宇美「あんたはちょっとくらい設定とか時期とか更新速度とか気にしなさいよ」
瑞樹「そんなことよりゆっきーを助けなきゃ!」
宇美「どうせ尾川に何かされてるのはカナの方でしょ……」
14時の回に続く。