2「いじめ」始まりの鐘が鳴り響く②
12月31日 11時
純香の部屋
純香「まあどうでもいいんだけどさ、今回は私たちの他に誰が出るの?」
美紗「え、えーっとですね、去年はネタバレを防ぐためにあんまり込み入ったことができなかった『だれわた』の方達とか、その他今年のキャラたちが出てきますよ!」
暮羽「すごく適当」
美紗「ひ、ひどくないですか」
希望「そうだよ暮羽! 美紗ちゃんいじめちゃだめだよ!」
純香「希望はうるさいから黙っとこうか」
希望「私の扱いがひどいよね、純香ちゃん!」
純香「もともとだし」
暮羽「開き直るね……」
美紗「収集がつかない……もうやだ……」
希望「ほら! 美紗ちゃんが泣いてる!」
純香「お前のせいだろ」
暮羽「いや純香ちゃんのせいじゃない?」
純香「え、私」
希望「そ、そうだよ! たぶん!」
暮羽「なんとなく希望はこれ以上喋らない方がいいと思う」
純香「同意」
希望「二人ともひどい!」
美紗「えーと、私次の人のとこ行ってきます」
希望「美紗ちゃん見捨てないでー!」
美紗「さよーならー(棒)」
純香「ばいばーい」
暮羽「お仕事頑張ってねー」
美紗「また来ますー」
希望「いやだあああ置いてかないでえええ」
暮羽「希望うるさい……」
純香「よし追い出すか」
希望「純香ちゃんやっぱりひどいよね!?」
純香「だからもともとだし」
暮羽「あたしまで嫌になって来たかも……」
純香「ま、頑張れ」
暮羽「半分は純香ちゃんのせいだからね?」
希望「ということはもう半分は私?」
純香「当たり前だろ」
暮羽「それ以外に誰がいるの」
希望「やっぱ私の扱いひどい……」
純香「まあ、仕方ないだろ。そういう運命なんだから」
希望「運命って」
暮羽「そういうものだよ」
希望「つらいね……」
純香「まあ全部作者のせいにすればいいから楽なもんだよ」
暮羽「まあね」
純香「私たちが失敗してもそれは全部作者のせいなんだからな」
希望「つらいね……」
12時の回に続く。