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説教後

3月6日 6度目の投稿です。

予選のルール説明が1度目の投稿ですので、その話から読んでください。

女王による説教がようやく終わり、俺はすぐさま左腕を治していた。王の右肩もついでに治してやった。


「おおっ!ありがとうな」

「俺が負わした怪我だからな。気にすんな。じゃあまたな」


治療していた時目がギラギラとしていたので嫌な予感がしたから逃げたかったんだが捕まってしまった。


「いっぱい付き合え」

「嫌だ!疲れたから今日は寝たいし、そもそも9歳のガキを酒飲みに誘うのは間違っている!」

「いいじゃねえか。堅いことは気にするなよ」

「うっとしい。離れろこの野郎」


足にしがみ付いてくる王の顔面を踏み外させようとするが、しつこくて離れない。ていうかこの光景めちゃくちゃシュールだな。9歳のガキの足にしがみ付きながら駄々をこねるおっさん...うわぁ、傍から見たらこのおっさんめちゃくちゃ情けないぞ。...いや、そうじゃねえ!何気なしにこいつの顔面踏んでるけどこいつ王じゃねえか!!やばい...下手したら死罪とかになるのか?


俺が踏むのを止めると王がこちらを見上げて意地の悪い笑顔を向けてきた。計算だったのかよ。このうざさはあいつと似てるわ。

創造神クズと。


俺は王に連れられるまま一軒の酒場に入った。


ガラーン


そんな擬音が浮かぶような人が居ない酒場。うわーこんな酒場初めて見たわ。

と思っていると一組の団体がこっちに向けて手を振っていた。んん?誰だ?あの三人。見たことないけど武神と同じくらいの実力者の実力者だな。


あっ。爺さんが寄ってきた。


「初めましてレイミア君。いや、こう呼んだ方がいいのかな?ルイス=グラジオス君」


その言葉に驚くが、相手に驚いている姿を見せないと無表情ポーカーフェイスに努める。

とりあえずこの爺さんにはいろいろ聞きたいことがある。が、その前にこれだけは聞いておかなければいけない。


「爺さん、あんた誰?」

「「「「ええええええええ!?」」」」


ガラーンとした酒場に4人の叫び声が響き渡った。


ちなみにカウンターでグラスを磨いていたマスターはちょっと目を見開いただけだった。さすが酒場のマスター!ハードボイルドでカッコいいぜ。

間に合った―。

というかヒロイン!!女成分が足りない!!

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