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どこの世界でも男は尻に敷かれます

3月6日 5度目の投稿です。

予選のルール説明が1度目の投稿ですので、その話から読んでください。

数秒前ルイスと王が戦っていた広場。クロノ王国城下町ではそこで露店が開かれたり、カップルが設置されているベンチでご飯を食べるデートスポットだったりと人気の場所でした。

それがなんということでしょう。ルイスと王が放った技がぶつかり合い、その衝撃によって広場は荒野となってしまいました。

ベンチの設置してあった場所には木片すら消滅しており、もはやそこには広場の面影すらありません。

そしてその事態を起こしてしまった2人は今正座をさせられています。



「「すいませんでした!!!」」

「4年……この日の為に4年魔力を溜め込み民家に被害が出ないようにと一軒一軒結界をはりました。それに掛かった金額は王ならご存知ですよね」

「……はい」

「その結界は帝王級………いえ、滅龍級でも数発は耐えれるぐらいの強度を保っていました。その結界があなた達が放った技がぶつかり合い、その衝撃に耐え切れず壊れてしまいました。この意味がわかりますか?レイミアさん」

「わかります。すいませんでした」

「幸いな事にあなた達を転移させたのはお互い技を放った後でした。でも数秒早ければ二人共ここでその技を放っていましたよね?」

「「本当に申し訳ありませんでした!!!」」


怖い!怖いよこの人!!魔神よりも怖い!!!


俺たちを正座させ叱っていた人は、一旦話を区切ると拳を握り締め俺たちの頭に拳骨を落とした。


「「痛っ」」


やばい物凄く痛い。この女の人身体強化使ってるよ!手加減全くしてないよ!!ほら、血が出てきた!!!止まらない!血が止まらない!!


「つ、妻よ。幾ら何でもこの傷は不味い早く手当を……」

「自分でしなさい」

「………はい」

「あの、私も治癒魔法を使ってもいいですか?出来れば頭だけじゃなくて左腕も治療したいのですが………」

「……………」

「すいません!!頭だけにします」

「レイミアよ。悪いが俺……我の頭も治療してくれ……ください」

「わかりました」


2度に渡って視線のみで武神を圧倒し、言葉使いを訂正させる女王。

俺は治療をしながら王と無言で心を通わせていた。


((絶対に逆らってはいけない!!次は殺される))と。


その後も説教は陽が落ちるまで続けられた。


ちなみにBブロックはそれを目撃していたSSランク冒険者3人が手を組み、魔力探知によって近くの冒険者を次々と脱落させ、僅か数十分で終わらせた事はまた別の話である。

そろそろ限界に近づいてきました。


次の話今日中に間に合うかなぁ………


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