表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/106

狂乱の女

迷惑女は俺の剣(全力の3割程の速さ)を受け止め、攻撃にまで転じる事が出来るようになっていた。これならば、ここら周辺の魔物程度なら苦戦する事も無くなるだろう。

やはり毎日特訓を13時間程していた事が良かったのだろう。


朝4時に起床した後、ストレッチ1時間。その後ひたすら剣で叩きのめして目をスピードに慣らさせる。(1回目)


迷惑女が倒れたら疲労回復などの回復魔法をかけて再び目を慣らす特訓をする。(2回目)


迷惑女が倒れたら回復魔法をかけて、その後基礎トレーニング。(3回目)


迷惑女が倒れたら回復魔法をかけて、その後魔物討伐へ。(4回目)


戻って来たら魔物討伐の反省を踏まえて剣で叩きのめす。(5回目)


回復魔法をかけて基礎トレーニング。(6回目)


基礎トレーニングで倒れたら、回復魔法をかけて最後に叩きのめす。(7回目)その後ストレッチ。


このメニューを1ヶ月間続ける事によって迷惑女は冒頭の様に成長する事が出来た。


勿論、各トレーニングの間には休憩は入れているし、トレーニングが終わった後の自由時間も与えていた。

まあ自由時間に関しては殆ど筋肉痛によって動けなかったみたいだが……

魔物討伐に関しては、1体の時にしか手は出させないし、それでも危険な状況になったら助けていたし特に問題無い。

基本的に倒れるまでやらせていたが、倒れた場合もしっかりと回復魔法を掛けてから再開してたので大丈夫だと思う。


多少やり過ぎた感があるが、まあ強くなっているから迷惑女も文句は無いだろう。


その証拠に迷惑女は、特訓が終わった後の自由時間も自主的に剣を素振りしながらふふふふふと笑ったりブツブツと呟いたりしている。


……大丈夫だよね?



その後、迷惑女が宿屋に戻っても、食事中でも、寝るときでも常に剣を身に離さず持ち、気に入らない事があればすぐに剣を抜いて相手を殺そうとしたので、流石にこれはマズイと思った俺は、迷惑女から狂乱の女へと変貌したシーアを元に戻す為に前世の知識をフル稼働してカウセリングをおこなったりしてシーアを全力で治療した。


それから1ヶ月、無事……とは言えないが、なんとか元に戻ったシーアを見て俺は安堵する。


もしもだが、また誰かに特訓をする時はもう少し自重しようと今更ながらに思ったのだった。


お陰様で回復する事が出来ました。心配して下さった方々ありがとうございます。


これからも出来る限り毎日更新を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


コメント、リクエストをお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ