図々しい①
「どういうことか説明してくれるか?」
「は、はい」
少女曰く、俺たちが帰ってきた時間が遅く、もうそれ以外の時間は予約で埋まっている為に予約が取れなかった。
だが、元々取っていた俺の時間ぎ長かった為その時間を2人で分けて欲しいという事だった。
「気にするな。今回はこっちが悪い」
「ねぇ一緒に入るの?」
「黙れ。俺が45分、お前が15分な」
「えっ⁉︎何で不公平よ。私に後30分よこしなさい!」
「お前……どこまで図々しいんだよ」
俺は呆れながら迷惑女を氷魔法で造った檻に閉じ込める。勿論無詠唱で。
その光景を少女も迷惑女もポカンと見つめていたが、俺は気にせずに部屋を出た。
部屋から何か聞こえてきたが俺は何も知らない。
「あっあの!先程は本当にありがとうございました。お陰であの人は助かりました」
「いや、別にいいよ。その代わりと言ってはなんだけど、あの女が騒ぐだろうけど少し大目に見てくれないか?」
「はい!そんなことでいいのなら」
俺は感謝の意を込めて頭を撫でてあげると、少女は顔を真っ赤にして走りさってしまった。
一体どうしたのだろうか。
その後久々の風呂を満喫した後、迷惑女が檻の中で女の名誉に関わるような事をしていたのは忘れよう。
うん、檻に閉じ込めるのはやり過ぎた。
女を風呂に送り出して後始末をしながら俺はそう反省した。
短くて本当に申し訳ありません。
また、お風呂シーンを期待されていた方がいらっしゃったら、期待を裏切ってしまいすみませんでした。
これからはもっと書くスピードと構想を練る時間を早くする様に試行錯誤を繰り返していきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
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