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14浪生転生記~異世界にいる今、自由を求める~  作者: フィッシュスター
第十一章:歩みを止めず

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第190話:驚きの事象

更新遅くなってしまい申し訳ありません!

「ジャガー。シーア。動きは止めるなよ。」


 ラーファルトとサナの不調に少し二人は狼狽えている。


 だが、戦闘にその動揺を影響させてはいけない。


「っ.....!!ああ、もちろんだ.....!!」


 ジャガーがそう答える一方、シーアは何も言わずに剣を構えた。


 深呼吸をし集中力を高めている。


「ルア。二人を頼む。」

「ええ。任せて。」

「さて.....魔術師のいないパーティーですか.....」


 敵は俺たちの様子を伺い、そして一気に力を込めて距離を詰めてきた。


「怖くなんてないなぁ.....!!!!!」

「風の精霊よ、我が体を」


 《ムーブドウインド》


「.....何?!」


 その速さに少し敵は焦りながらも冷静に対処する。


 キィンと剣の音を鳴らしながら、少し後退した。


「さあ、問題。魔術師がどうこう言ってたが.....お前の目の前にいる魔術を使用する俺。さあ、どう対処すべきだろうな。」

「貴様.....!!」


 ぐぬぬぬゆと歯痒いとでも言うような表情をし、敵はこめかみに青筋を浮かべている。


「ガルス流!進手!」


 《斬!》


「鬱陶しい.....!!」


 と敵はその攻撃を一蹴する。


 ジャガーの攻撃は一筋縄でガードできるような代物では無い。


 ということは、敵は結構な実力の持ち主。


「ガルス流.....」

「チッ。俺と同じかよ。」


 敵もジャガーと同じく、ガルス流の使い手のようだ。


「万!」


 《巻舞》



 体を捻らせながら、全身を使って攻撃。


 敵の反撃を避けながら攻撃を行う。



 同じ、ガルス流の使い手のジャガーも練習している技だが、体が硬く、あまり上手ではない。


 それでも、同じ剣術を使う身として知ってはいた。


 この剣術は今の俺には止められない。


「くっそ.....!!」


 剣で弾くだけになり、数太刀に一回、肌を剣が掠める。


「アリス流!奇手!」


 《封剣!》



 ここぞと言うようなタイミングでシーアは俺と敵のと間に割り込み、技を放つ。


「ふんっ.....」


 狙い通り、敵の剣は飛ばされて、ただの身一つになった。


 が、それで敵は結構止まらない。


「.....!!うぐっ.....!!」


 と呻き声をシーアがあげた。


 敵はそのまま蹴りを繰り出してきたのだ。


 咄嗟の剣でのガードも間に合わず、シーアはモロにそれを鳩尾で受けた。


 その威力に思わず、膝を突き、口から腹の中にあった何かを吐き出してしまう。


「シーア!」


 と叫びながらジャガーが振りかぶる。


 叫んだ分、一瞬動きが遅くなる隙に、敵は驚きの事象を見せてきた。


 《ウォーターソード》


 無詠唱で作られたそれにジャガーは反応できない。


「ぐっ.....!!」


 となんとか急所を外しながらも肩でそれを受け、敵を見据える。


「ふは、フハハハハははは!!!!」


 そう高笑いする敵の顔がそこにあった。

更新一週間ほどお休みさせて頂きました。

リアルの方の予定が過密でこちらに手が回っていないというのが現在の状況です.....


更新はできるだけ多めに行っていきます。

一週間以上お休みさせて頂くことは今後減らしていきたいと思っていますのでこれからもよろしくお願いします!!!

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