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14浪生転生記~異世界にいる今、自由を求める~  作者: フィッシュスター
第九章:過去を見つめて

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第137話:連携くそなの。

更新遅くなってすみません!7月中は不定期更新をお許しください!

 ウォーリア視点


「あは、あはははは。あはは〜。」


 うーむ.....


 だいぶ面倒というか、敵の無敵化解除条件が分からない。


 それが分からない限りは勝ちようがない。


「あはあはは。」


 相変わらずきもいキャラクター感出てるし。


「クリス流!嶺!」


 《水面》


「あは、あはは。効かない。効かないよ。あはあはは。」


 とうとう俺の攻撃を避けることさえしなくなった。


 うざったいな。



 これじゃ本当にただ足止めされているだけだ。


「こっちからも行くよ。あは、あはは。」


「オアフ流格闘術」


 《射影》



 遅い.....防げ.....


 いや、伸びる.....!!



「ぬっ.....!!」


 ドォォォォォンと轟音を響かせながらウォーリアが吹っ飛ばされる。



「攻撃が伸びて来たな.....」

「そう。そうなの。大抵は今の防げずに動けなくなるのにね。あはあはは。まだ戦えそうなんだね。あはあはは。」

「ああ。次は止められるな。」

「多分そうだね。あはあはは。」


 初見での今の攻撃は対処が後手に回る。


 吹っ飛ばされるのは仕方がない。


 が、次はない。


 次は全て防ぐ。



「.....あは、あんた誰なの?」

「ルア。」


 チラッとルアが俺の方を見た。


 というかいつ出て来た.....!!??


 が、そんな細かいことは置いといて.....


「考えがあるんだな。任せろ。」


「ルアってあのルア?じゃあ参謀は?」

「倒した。」

「倒したってアリアリを?」

「アリアリって.....いちいちお前らの名前なんて覚えているわけないだろう。」


 そうか、ルアはオアフ族の一人を倒してここまで来たのか。


 それで考えがあると.....


「名前も知られず。覚えられず。醜く。醜態をさらして死ぬがいい。」


 なんかセリフが悪役っぽいなと考えながらも俺は構える。



 ルアがするのはおそらく.....


「聖なる裁きはこの地に落ちる。」


 思った通り詠唱だ。



 もちろんそんなことを敵は許そうとしない。



「オアフ流格闘術」


 それを俺に守れって言うんだろう?


 《六芒星》



「伸びるだけだな。」


 それだけなら受け流すなど容易。



 ルアを目掛けての攻撃は全て俺が受けよう。


「クリス流奥義」


 《聖牙》



 攻撃のダメージは通らなくとも.....結構吹っ飛ばされるだろう?


「あは、連携くそなの。あはあはは。」


「聖なる空はこの世を見下ろす。聖なる目は天へ浮かぶ。地に写せ。倣え。顕現せよ。我の手に渡らせよ。操らせよ。数多の光よ。打ち砕け。この世に破壊を生み出したまえ。」


 《攻撃決壊-塵》



 俺には何が起こったのか分からなかった。


 ただ、ルアがとんでもない攻撃をしていることは分かった。


「おいおい.....いつ出来るようになったんだよ.....」


 目の前には傷のついた木。


 倒れた木。



 それでも俺に傷はついていない。


「うーん。いつの間にか?詠唱覚えたから。」

「くっそ.....天才だな。」



 目の前に敵の姿は1ミリもなかった。


できるだけ平日投稿でやっていきます!

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