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ある昼休み
ストーカーは犯罪です!絶対ダメですからね!!
大学にて、昼休み
大谷さんが仲の良い女子学生と一緒にお弁当を食べている。
「そういえば大谷さんさ、なんでストーカーでも良いの?」
女子学生はためらうことなく聞いた。
「んー、いろんな人をストーキングしている人は嫌だけど、自分だけのストーカーなら、それだけ私を愛してくれてるってことじゃない?だからかな。」
まあ、確かに、と周りで聞き耳を立てていたみんなも納得した。
「でも、本当は、追いかけて欲しいと言うか狩って欲しいからってのもある。」
そう続いた呟きは、近くの数人にしか聞かれずに、空気に溶けていった。
近くの男子1:なんか、大谷さんが怖くなってきた。
近くの男子2:俺も…肌寒い気がしてきた。
隣の女子学生:うーん、やっぱりちょっと変わってるんだよなぁ。
近くの男子3:大谷さんのタイプって、もしかしなくても俺じゃね?!
近くの男子2:……(こいつもやばいやつだったのか。)