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普通のタイプ

続きました。

「あ、わかった、スパダリとかいうやつ?」

場の空気を生き返らせようとする男子学生。

「え、まあ、そう言うのもいいけど…」

大谷さんの返答に安堵する一同。

「だよな、びっくりした」

「それなら、うん、分かる」

「さっきのは気のせいだよね」

ほっとした空気で気が緩んだ。

「だよな、タイプはストーカーなのかと思っただろー!」

大谷さんの隣に座った男子学生は冗談のつもりで言った。

「ストーカーも…いいよね」

大谷さんが少し俯きながら、顔をほんのり赤く染めた。


世界は再度、無音になった



せっかく空気が戻ったのに、お前はなんてこと言ってくれるんだよー!!

ご、ごめん、そんなつもりじゃなかっt(ry

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ストーカー…でも…いい…?本当に…?…それなら…俺でも…」

近くの席でそう呟く男がいたことは、誰も知らない。

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