表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

コーノの詩集

短編詩集『2文字の詩集』

作者: コーノ

1.人の詩

人になって読んでください。


2.雨の詩

冬の雨に濡れながら読んでください。


3.花の詩

花が好きなら、嫌いになってから読んでください。

1.人の詩



人は、夜光虫なのです


一人で生きれぬ寂しさも


月を触れぬ虚しさについても


淀むホワイトの安い光に群がって

忘れてみたりするのですから



ただ、近年ではこの偽物の光の群れが


奇っ怪であると話題になり


地上の星空として、宇宙遊泳の人気スポットになったりしているとか、いないとか.......。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2.雨の詩


あめ


あめつめため

あめつめため

あめつめため


たがため?つめため、

つめっためっつめっためっ


つめっためっ

あめつねったね?

たがため?

タガメがため?

タガメがためあめつめため?

かさねがさねつめため?


何度目?


あめつめため

忘れられないあめ

つめため

つめためっ

あめっつめっためっつめっためっ

今はよけいにつめっためっ

たがため?

タガメがため?

No〜


きみがため




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


3.花の詩


花が、嫌いです


僕は静かです


どちらかと言えば、突き刺さる冬を好んでおり、夜中の2時が華であり、


ぽつりぽつりと、言葉の雫が垂れていくのが好きであり


ですから、花が、嫌いです


あのベタ塗りのグロテスク一輪一輪にはきっと

(僕なんかには一生分からない)何か大きな闇が含まれているのです。


恐ろしい。


ですからね、



月下美人でさえ僕の足元にいようものなら、踏み潰します

カーネーションなんか折り紙みたいにハサミで刻んで茹でて

逆にバラなんてものは一生儚く散らないように、ノリの類で固めましょう

祖父の墓に咲いた鶏頭の花は縦に破いて横にも裂き、焼香にだって使ってやりません。

おお、たんぽぽよ、向日葵よ

お前らの首から上は刈り取って

一面茎畑にしてやろう

刈り取った首は花びら1枚1枚、1番痛むように、ささくれを剥くように剥きとって、すり潰して、投げ飛ばして、泣き崩れて、泣き崩れて.......


これでもう、花が好きだった君のことなんて思い出さないなと、唾を吐いて死んでやります

こんにちは。コーノです。


年が明けたと思ったら、もう1月が終わりそうになっていて、早いなぁって思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ