第7話
第7話 過去話、そして今後
---現在から4日前---
「あ、図書室に魔法応用の本を返しに行かなきゃ!」
ミィールは教室を出て、図書室へと向かい、本を返して、帰ろうとしていた。
「あれ?あの教室…光って…」
教室がよく見える渡り廊下に居たミィールは、その光っていた教室に急いで向かい、そこで目にしたのは、
「え?お、女の子…?ど、どうして、誰もいない教室から…え?元からい…たわけないよね…見たことも無い服だし…」
と考えているといつの間にかその女の子はどこかへ行ってしまっていた。
「あ!み、見失った!一体どこから…」
---現在・学園長室---
「そ、そんなことがあったのか」
「わ、私気づかなかった…」
「いやいや、実はその時気配消す魔法使ってたから気づかなかったのも当然だよ」
「そ、そうなのね…あ、ミィールさんが話してくれたから次は私だね」
---再び・4日前---
「あ、あれ?梁人?いない…ここ…どこなの?」
那月は梁人と白い光の中に包まれて、気がつけば知らない教室にいた。
「と、とりあえず、ここを出て誰か探してみよう!」
教室を出て、生徒?らしき人を見つけ、話を聞こうとするが…
「あ、あのー、ここは一体どこなのでしょうか?」
「¥°€#$%°#$%°#$€」
「え?な、なんて?」
と慌てふためいていると突然魔法陣が展開し、その人はまた何か言っていっている。その後、白い光に包まれたが、何ともなかった。
「え?えーと…な、何があったの…」
「あーえっと、大丈夫ですか?」
「え?あっ!は、はい!ってあれ?言葉通じる…?」
「よかったです。あ、私はこの後用事がありますので、他の方に頼んでもよろしいですか?」
「え?あ、はい」
と応えるとすぐさまそこにいた生徒さんに話しかけていた。
「あ、あの、事情は伺いました。とりあえず、どうしましょうか?」
---現在・学園長室---
「と悩んでいたら、兄さんと学園長さんが来ました。その後の話は知ってる通りです」
「そ、そうだったのね」
「あ、あの時はすみませんでした!そして、ありがとうございました!秘書さん」
「いえいえ。謝るべきは私の方です。あの時そのまま置いていってしまい、申し訳ございませんでした。それに私のことは気軽にユイリーとお呼びください」
「はい!ユイリーさん」
話が終わった時を見計らって学園長が、
「じゃあ、話終わったという事で今後について話していきましょうか」
と言った。
「今後…ですか?」
「はい。梁人くん、那月さん、君たちにはまずみんなから魔法の基礎を学んでもらいます」
「え?みんなから?」
「えぇ。マナさんは基本的に強化系の魔法を得意としていて、ミィールさんは特殊魔法、火とか水の魔法を得意としています」
「そして、マイトスくんは格闘技をしていて、更に物理系魔法とエスラトスさんと同じ強化系も使用出来ます」
「あとはハルマくんですが、まぁもちろん強化系も得意なのですが、多種多様の魔法も使えます」
と学園長さんが言うとハルマはにこにこしていた。
「とまぁ2人が学ぶべきものはほぼ全て揃っています!なので、ここの授業と共に皆とも追加で訓練をやりますので、少しハードになりますが、いいですか?」
「はい!ここについていけるように頑張ります!みんなも僕達の訓練よろしくね」
「おう!任せとけ」
「私達が役に立つなら全力で力を貸すわよ?ね?ミィール」
「えぇ!もちろんよ」
「僕達が君達の役に立てるんだ。こんな嬉しいことはないよ」
「あ、ありがとう!みんな!」
こうして、梁人達の訓練が始まった。
お久しぶりですw 前回の投稿からかなぁーーーーーーーーーーーーーーーーり空いてしまいましたw りんぽんですw
他のことに夢中になってしまい、とてつもなく投稿が遅れてしまいましたw
頻度はあげるように努力はしますが、どうしても趣味で書いているので、遅くなることが多々ありますwそこは大目に見てください!
え?見てくれない…そ、そんなぁ…
・・・んな雑談なんてどうでもいいんだ!
今話はどうでしたかね?短くなってしまいましたが、長めに書くように努力します。
これからもよろしくお願いします!