第5話
第5話 友達とおしゃべり?そして…
---スクナティエ---
「いらっしゃいませ。あ、ハルマ!」
「よう。クラスの奴ら連れてきたぜ」
とハルマが言うとクラスのみんなが次々と入ってきた。
「魔法学院の生徒さんね。いらっしゃい、じゃあ、那月さん、梁人くん、休憩してきても大丈夫よ」
「え?でも、まだ…」
「いや、そろそろ休憩時間だよ、兄さん」
と言われて時計を見た。ここまで時間が経っていたのか…。
「じゃあ奥に個室の客間があるから生徒のオーダーを取ったら休憩に入ってもいいよ」
「はい。わかりました」
とその後オーダーを取って僕達は休憩にすることにした。
「おっと、そういえば、自己紹介してなかったな」
「あ、そういえば、ハルマ以外みんなの名前知らないや…」
「えっと、私は…」
「私は、マナ!マナ・エストラス!元気が取り柄の女の子だよ~!」
「こらこら、ミィールが言おうとしてたところを遮るなよ」
「ご、ごめんって…許して、ユイス〜」
「近づくなよ…マナ…。おっと、失礼したな、俺はユイス・マイトスだ」
「わ、私はミィール・ラフォレです」
「あ、あと先生の名前聞いてなかったんだ!」
「ありゃりゃ…あの先生、人望厚いけど少し抜けてるところあるからね」
「あのちび先生はユミーナ・タミルネス先生だよ」
「え?ちび…」
「あー!な、なんでもないよ、あははー」
「そういえば、梁人くん達って紹介の時に名前しか伝えなかったよね?」
「あ、えーと…うーん…伝えちゃダメとは言われてないし…言ってもいいのかなぁ…うーん…」
「ん?どうした?そんなブツブツ何言ってるの?」
「え?あ、いや…」
「私たちは、唯識だよ」
「え?ってことは、ナヅキ・ユイシキ?」
「いや、私たちのいたところは、唯識が最初に来るんだよ」
「へぇー」
と3人が関心していた。な、那月、さすがだ…。言ってもいいのか悩んでた僕が恥ずかしい…。
「でさでさ!2人って兄妹なんだよね?双子?」
「あ、うん。そうだよ」
「2人はどうして留学してきたの?」
「えっと、家族とこの学院の学院長が知り合いでここに1度来てみないか?と誘われたからだよ」
と那月が説明してくれた。
「じゃあ…みんな…いいよな?」
「うん…いいよ」
「えっとな、この前のERRORってどういうことだったんだ?あの後、学院長に呼び出されてたから聞けなかったが…」
「えっと…それは僕達もまだわからないんだ…学院長さんに少し待ってくれと言われたんだよな」
「あの時那月さんの数値が出てる状態から測ったからエラーが出たのかもね」
「っと!暗くなりそうだからやめよ!この話は」
と話を変えてくれようとしてくれたのは、マナだった。ほんと元気いっぱいだなぁと関心していたら、
「お待たせいたしました。紅茶とケーキのセット2つとコーヒーをお持ちしました」
「おー!このお店のケーキ美味しいんだよね〜!今日はっと…チーズケーキだ」
「へぇー。このお店、出すケーキが日によって変わるんですか?」
「はい。店長の気まぐれで出すケーキが決まってますね」
と色々話している。みんな楽しそうだなぁと思っている時、callがかかってきた。
「うわぁ!や、やっぱりこの通話の感じ慣れないな…。えーと?学院長…さん?何の用だろ…」
『もしもし、梁人くん?』
「はい、梁人です」
『すまないのだけど、今から学院に来てもらってもいいですか?転移魔法はルナラに頼みます…と伝えておいて貰っていいですか?』
「あ、はい。わかりました。」
「学院長!私たちも付いて行ってはいけないのでしょうか?」
とマナ達が言ってきた。その返答に少し間はあったもののすぐに答えた。
『いや…だめです。今回は那月さんも同行は認めません。梁人くんだけでお願いします』
「えぇ!?わ、私も同行できないんですか!?」
と那月はすごくびっくりしていた。実際僕もびっくりした。いつも那月と一緒に学院長室にいたのだから…。
『というわけでお待ちしてますね』
と言って通話は切れてしまった。
「えぇ…なんで?今回はお留守番なの…こっそり付いていっちゃおうかなぁ…」
と那月がそんなことを言っていると、
「だめよ。那月さん、あなたは残って。梁人くん、少し待っててね。すぐ準備するから」
「はい」
学院長さんの呼び出しなんなんだろう…。まさか、ERRORの意味が分かったとかなのかな?とても不安だ…でも、なんで僕だけなんだろ?って気にしても仕方ないか。
とても期間を空けてしまい申し訳ないです。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
もう話がごちゃごちゃしてきましたw
私自身ついていけない状況となっておりますが、今後も投稿は頑張っていきたいです。