第4話
第4話 アルバイト開始…?
僕達はアルバイト先に来ていた。
「緊張するなぁ…」
---先日---
「そういえば、あなたがたのアルバイト先が決まりました」
「ほんとですか?どんなところなのですか?」
「実はそのお店は人手不足で、ちょうど人手が欲しかったそうです」
「なるほど・・」
「店長の名前は、ルナラ・マイスネトさんで、お店の名前は、スクナティエという飲食店です」
「え…飲食…」
僕は料理をしたことがないんだよなぁ…と思っていると、学院長さんが気を使ってくれた。
「あ、心配しなくても接客のみですので大丈夫ですよ」
「私達、アルバイト初心者ですが、できる限り頑張ってみたいのでやってみます」
と那月が言うと、どこからか声が聞こえた。
『初心者大歓迎!ようこそ、スクナティエのアルバイトへ!!』
と通信魔法で聞こえてきた。学院長さんがなぜか呆れ顔をしていた。
「あ、あのー…」
『あ、ごめんなさいね。少し嬉しくてつい…詳しい情報伝えるよ』
「はい」
『まず、接客をやってもらいますね。それから、食器を片付けたり、机拭いたりしてくれればいいだけ!簡単でしょ? 』
なんか…よくあるバイト内容だなぁ…なら僕達でもできるかも…頑張るか!
「そうですね…では、これからよろしくお願いします!」
『はい。よろしくね。えーと初日は・・・』
と話が進み今に至る。
---アルバイト先前---
「えぇと、おはようございます…でいいんだっけ?」
「うん。おはようございます!」
「これから僕達ここで働かせていただきます。梁人と那月です。よろしくお願いします」
と言って僕と那月はお辞儀をした。すると拍手したり、よく来たなと歓迎された。
「いらっしゃい。二人とも、じゃあ今日は慣れるために1度みんなの仕事を見ててね」
「はい。わかりました」
そしてスクナティエ開店!スクナティエは朝と夕方はカフェのような雰囲気、昼は食事メインになって、夜は居酒屋になるらしい。と言っても夜は10時に閉まるらしい。あ、さっそくお客さんが来たようだ。
「いらっしゃいませ。おひとり様でしょうか?」
「はい」
「では、お席へご案内致します」
お、おぉ…本場の接客だぁ…テレビで見るような接客だ…僕に出来るかな…人見知りだったことを忘れていたんだ…と不安に押し潰されそうなところに店長が追い討ちを掛けてきた…。
「じゃあ、梁人くん。接客してみようか?って大丈夫かい?」
「ははは、はい!だだだ、だい、じょう…ぶで…す…」
「ありゃ…こりゃめちゃくちゃ緊張しちゃってるね…」
「兄さん、私が行くよ…私も緊張してるけど兄さんほどではないから」
と言うと那月が接客し始めた。
「い、いらっしゃいませ。に、二名様でしょうか?では、こちらのテーブル席へどうぞ」
す、すごいなぁ…と見とれていると、
「じゃあ、緊張しているのはわかるけどこのままだといけないってのはわかるね?梁人くん」
「は、はい!や、やってみます!」
と言うと次のお客さんが入ってきた。
「行ってらっしゃい!」
と背中を押された。正直びっくりした。
「いらっしゃいませ!えっと…四名様でよろしいですね?こちらの席へどうぞ」
「へぇ〜。やれば出来るじゃん、ね?」
「そうですね。それに、とても笑顔がいいです」
「よし、ほんとにアルバイトのつもりだったけど、もういっそここで働いてもらいましょうか?」
こうしてアルバイトも始まった。今後もここで頑張るぞ!不安だけど…。
「はい…やはり○○くんは…はい。はい。わかりました。失礼します」
「どなたと通信をしておられたのですか?」
「いやなに、古い友人だよ。少し調べてもらったんだ」
「やはり…あの子は…大変なことにならないといいですね…」
「そうだね…今後も気をつけていかないと…」
ここまで読んでくれてありがとうございます。展開めちゃくちゃになりかけておりますww
お時間のある間で読んでくださるとありがたいです。
これからも頑張って投稿するので感想等をくださるととても励みになります。ご指摘もくださると勉強にもなります!
では、また次回に!