君の所へ今行くよ。
「好き、龍君…私は君が好き。」
これが、僕と彼女(杏香)の出会いだった。
後に、あんな事になるとは、僕は知らなかった。
「えっ?杏香さ…ん?」
「龍君…私じゃ駄目なの…?」
「えっ。いやその、急だからビックリして。」
「私じゃ、駄目かな…?」
「いや。こんな僕でいいなら。」
「龍君、私と付き合ってくれるの?」
「うん…。こんな僕でいいなら。」
それから、僕と杏香は付き合い始めて、三ヶ月が経った。
その頃、僕は好きな人(奈津希)が出来た。
そして、僕は杏香と別れた、自分の好きな人に想いを伝える為に。
僕は奈津希に自分の気持ちを伝えた。
答えはOKだった。
奈津希と付き合って、一年が経った。
その頃、奈津希は誰かにずっと見られている感じすると言っていた。
そして、奈津希は殺された。
そう、あの女、杏香だ。
僕はあの女に復讐する為、計画し、杏香をこの手で殺した。
杏香を殺しても、僕の気持ちは晴れなかった。
それから、僕は精神的に病んでいた、僕は自分に負けたのだ。
「奈津希、ごめんね。俺、自分に負けたよ」
「今、会いに行くからね。奈津希。」
愛しい奈津希。ごめんね。
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