蒼バージョン(13)
カフェオレを飲んだら少しは眠気が覚めてきた。
次の休み時間になったら田中を呼んで渡辺の件を伝えよう。そうすれば、アイツだって理解してくれるはずだ。
チャイムが鳴り6限の授業が始まったがさっき飲んだカフェオレのおかげが授業に集中できた。
終わりのチャイムが鳴り俺は席を立って田中の方へ行った。俺は「田中、さっきの件でちょっと話しがあるから人がいないところで話すからついてきて。」と伝え田中は「分かった。」と言って席から立ち自販機がある奥へ行った。そこは今の時間帯あまり人が通らないところだ。
俺はついて田中に「渡辺の件だけど、俺が話しを遮ったのは理由があるんだよ。」というと田中は「何だよ?」と言ったから俺は「渡辺が朝、女3人組に絡ませて友達を装い何で1ヶ月遅れたのか聞いていたんだけど、渡辺が謝って断っていたんだよ。それで3人組につまんない。と言われ…俺にも理由は分からない…。でも渡辺は言えない事情があるからこの件はこれから話すのはやめよう。朝の件で渡辺も多分傷つけていると思う。」と田中に伝えたら「朝、そんな事があったなんて気づかなかった。俺は渡辺を知らない間に傷つけていたんだ…。これからは気をつける。さっきはごめんな。」と謝ってきたから俺は「すぐお前に説明できればよかったけど中々説明できなくてごめんな。」と謝ったら田中からいつもの笑顔が出た。




