公園にて 武坂 亮太
開いていただきありがとうございます
中々寝付けずに真夜中の午前0時ベットの中でスマホを触っていた。
適当な動画を見た後どうしょうもない虚無感に包まれいい加減眠らないと学校に遅刻してしまうと
無理矢理、目を閉じた。
窓を叩く大粒の雨それで目が覚め時刻は深夜1時を時計の針は指していた。
窓からその雨を何となく眺めて身体を起こして窓の外の公園に目を向ける
俺が住む団地の前には公園があって、滑り台、鉄棒と東屋と簡素なもので夕方には、学校帰りの子供達や子連れの親子がいたり、昔はよく鬼ごっこしたり楽しかった思い出がある。
それも昔の話で今や遊んでいた友達とは疎遠になって連絡も取っていない。
公園の入り口辺り丁度街頭の下に人がしゃがみ込んで顔を伏せていた。
「こんな、夜にしかも雨の中」
不気味に思ったが身体自然に動き出し傘とタオルを持って家を出て階段を駆け下りた
「ハア、ハア・・・あの、雨で風邪ひきますよ」
傘をその人に差し出す
濡れたブラウスから下着が見えるその瞬間女性だと気づき視線を逸らす
「・・・私に・・・・構わないで」
と掠れた声で言われた
それ以上の事は何も言葉が出ずただ立ち尽くしていた
喉にモヤモヤした違和感が次第に体中を駆け巡っていく
『はあ?ふざけんな、ここまで走って来てやったんだぞ』
そんな事も思ったが女性に言った言葉は全く違っていた
「君を、殺したい・・・」
俺は慌てて口を押える
なにを言っているんだ
突拍子もなく口から洩れた
胸がスッと切られそこに、怖い何かが身体の中に埋め込まれていく感じがした。
「・・・」
女性は顔を上げ立ち上がると驚いた表情は全くなく
寧ろそれを望んでいるかのようなその濡れた弱弱しく美しい瞳に吸い込まれていく
俺と同じ歳くらいの16,17歳の姿はまだ幼さが残っている
少女はこちらに向かって歩き出し、その細い首に俺の両手を持っていき掴ませる
「ほら、殺して」
グッと手の力を込めると細い首が更に細くなるように感じる
だが、殺してはいけないと思う理性と殺してみたいと思う衝動がせめぎ合って本気で絞めれない
次第に、生々しい感触が手から体中に広がって気持ち悪くなって気付くと手が首から離れていた
少女は、少し咽ると
「ばーか、死ね」
と一言耳元で言って去っていく
少し興奮している自分がいて気持ち悪くなった。
久しぶりの投稿で緊張しました。
よろしければどうぞよろしくお願いいたします。




