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良くある勇者が魔人を倒す話 (打ち切り)  作者: 冬暁ノ夜
中央大陸編 1章 王国
26/32

22  魔法協会

21英雄譚の始まりでの描写を少し変更しました

ロマネスク様式、では無くゴシック様式に変更しました


魔法協会の内装は、外装とは違い黒見がかった赤と黒を基調とした壁である中に入った最初の部屋は広く左右に椅子や机が設置されているが人は数人ほどしかいない、部屋に入ってしばらくすると奥のカウンターらしきところからブロンド色の髪をショートの女の人がこちらに向かってくる

服装は冒険者ギルドの受付嬢のような服装である


「ようこそ魔法協会ライラス王国王都支部へ今回はどの様な御用向けで?」

先程の女性が近づき話しかけてくる


「王都支部って事は俺らがいた城はやぱっり王城だったのかな?」

カレスが隣にいた誠二に小声で話しかける

「まあ見た感じ王都に城は一つしかないからな」

カレスの問いに誠二は小声で返す


「こいつらを魔法協会に登録させに来たんじゃが出来るか?」

マーリンさんはそう言いながら後ろにいるカレスらを親指で指す


「登録ですね、承知しました、では少々お待ちください」

そう言うと女の人はカレスらを椅子に座るように促しカウンターの奥えと消える



しばらく椅子に座り話をしていると奥から先程の女の人が紙を持ってこちらに来る


「ではこちらの紙に名前、年齢、種族、使える属性をご記入ください」

そう言うと女の人は紙とペンを渡してくる、後は机の中央にインクを置いていた

しばらくして記入が終わった紙を女の人に渡す


「はい、確認しました、申し訳ないのですが属性があってるかの確認をしますのでついてきてください」


そう言われついていくカレスらしばらく歩くととある部屋に着く


「こちらの部屋です」


部屋の中に入るように促され中え入るとそこには台の上のクッションの上に水晶があった部屋は水晶以外には何もない


「確認しますので水晶にお触れください」


そう言われ前と同じく誠二、瑞希、カレスの順で触っていく、属性が変わってるとかのハプニングは無く誠二は白と赤に光る瑞希は白、緑、青に光るカレスは青、茶、黒に光る女の人はそれを確認して言葉を発する


「後は受付でカードを受け取り説明を聞いたら終わりです」


その後カレスら今受付に戻ってきている


「にしても、特に何もなかったね」

瑞希が言う

「確かに試験とかあるかと思ったのだが」

誠二のその言葉にマーリンさんが反応する


「魔法協会は真理の探究するものを補助するのがモットーだからな、それなのに試験を設けたら真理を探究する気はあるのに実力が足り無い奴が入れないから試験はないな」



そんな話をしていると受付に着く

受付には先程のブロンド髪の女の人では無く、伸びている茶髪を後ろでポニーテールでまとめた女の人がいる


「カードの受け取りですね?」

「ああ」


受付の人の言葉にマーリンさんが頷く


「直ぐに移動してきたのにもう伝わってるこれがほうれん草かー」

カレスが感心したやうな感じで手を顎に当てつぶやく


受付の人がカウンターの下から何かを出し


「ではこちらがカードです」

渡してくる、受付の人は誰が誠二か誰がカレスかなど知らないはずなのにしっかりと誠二には誠二の瑞希には瑞希のカードを渡してくる


「説明ですがそちらのカードは身分証の代わりにもなりますし魔法協会の書庫を自由に出入り出来ます、ですが無くした場合再発行には時間がかかるのでおきお付け下さい、他にも細々とした機能がありますが数が多いのでその時になったら説明させていただきます」


「よし、これで終わりだなじゃあ一旦戻るぞ」

マーリンさんの言葉にカレスが反応する


「え~、せっかくなら少し本読んでから戻りましょうよ」

「いやもうお昼時だからな何処かで食べてからまた来るぞ」

「むぅ、それもそうですね」

カレスはお腹を抑えながら言う



そして魔法協会を出るしばらく歩き誠二が口を開く


「御飯食べるにしても、ここから城に戻るのは時間がかかりますよ」

「ああ、だからこの辺で食べるぞ」

「え?でも俺たちお金持ってませんよ?」

「ああ、だろうなだから今回は特別に私がおごってやる」


マーリンさんの放った言葉の後に歓声が沸く特に瑞希とカレスのだ誠二は申し訳なそうな顔をしている


二日に一本更新にしたのは理由があるんです、怠けてるとかじゃないんです、多分

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