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良くある勇者が魔人を倒す話 (打ち切り)  作者: 冬暁ノ夜
中央大陸編 1章 王国
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15  魔法の授業


カレスらは二手に分かれていた、誠二と瑞希は白魔法をマーリンさんに教えてもらい、カレスは師匠に土魔法を教えてもらっている


「にしても、朝日、お前勇者だったのか」

「にしても、師匠4属性もちだったんですか、水魔法しか教えてもらってなかったので知らなかったです」

「まあ良いは、今回は土魔法を教えてやろう」


そう言うと師匠は周りを見渡し


「ここでは少し狭いな外に行くぞ」


そう言うと少し離れたところにいる、マーリンが反応する

「はぁ!、あんたいきなりその子に魔法を使わせる気!?、最初は魔法の理論を教えてその後、魔力制御を教えてその後、詠唱で下級の魔法を使うのが普通でしょ!」

「大丈夫大丈夫、こいつはもう理論も魔力制御も覚えてるから」

(水魔法教えられる前に死ぬほど理論を叩き込まれたな、思い出すだけで頭が痛くなる)


そう師匠が言うとマーリンが反論する間もなく部屋を出ていた


しばらく歩きいつも剣を教えてもらっている中庭え出ていた、まあカレスは剣の訓練はサボっていたのだが


「まあ、この辺で良いだろう、では早速土魔法についてだが」

「その前に質問が3個ほどあるのですが」

「なんじゃ?」

「さっきマーリンさんが詠唱で魔法を使う前に魔力制御を覚えるのが普通だと言ってましたが、詠唱は魔力制御を補助するものなんですよね?じゃあ何で先に魔力制御を覚えさせるんですか?」

「それはな、詠唱はあくまでも補助だからじゃ、いくら補助があってもその補助する魔力制御ができなかったら意味ないからのう」

「なるほど、では二つ目はエンチャントについてです、この前禁書庫で脳に直接エンチャントする方法についての本を見かけたのですが、そもそも、エンチャントって何の属性何ですか?白ですか?」

「それはじゃな、全属性だ、火なら切ったら燃えるようにしたり、白なら常に怪我を直し続けるようにしたり、魔なる者えの攻撃力をあげたり、闇なら………闇なら………闇って何できるの?」


そも言葉にカレスは少し固まるがすぐに答える


「………俺が読んだ本だと確か、闇を操り、精神を操作し眷属魔法を扱うと」

「ああ、そいえばそうだったな、確か昔儂が読んだ本の中に白の聖なる浄化とは真逆の不浄なる力を操る、と書いてあったな」

「え、そんなことできるの?ほんとに?」

「ああ、ほんとじゃ、不浄の力が使われたとする大地もあるしな」

「え!?、そ、それどこですか?」


カレスは少し興奮的に問う


「ま、まあ落ち着け先ずはお前の質問に答えてからだ、そうそうエンチャントについてだったな結論はどんな属性でもできるだ属性によって特性が違うがな、ほれ早く三つ目を言え」

「仕方ないですね三つ目は暴走についてです、危険なのは知ってますがどんな感じに危険か知りません」

「それはだな、低位の魔法なら周りを燃やしたり水浸しにしたり土塊だらけになるだけだが、高位になると、地形が変わったり一帯が人の住めない不毛の地になる、まあなかなかないがな」

「ん?それは何ですか?」

「だって、高位の魔法を使うって事はそれだけ高位の魔法使いだってことだからなそんな奴らは初心者のように魔力制御を間違えたりしない」

「でも、なかなかって事はあるんでしょ?」

「あるぞて言うか儂がさっき教えた不浄の力が使われたとする大地も暴走が原因だとされているな」

「そうなんですか!、で、で、何処にあるんですか?」


カレスはそう言うとじりじりと師匠に近づく


「先ずは完全なるおとぎ話じゃが、昔に天才の水魔法使いが強大な敵を倒すためにまだ覚えたばかりの強大な魔法を使うだがその魔法は暴走してしまい魔法使いごと敵を倒し世界を水で包み込んだ、そのため世界の大半は海になり高地だけが陸地として残った、だいぶ端折ったがこんな感じじゃ」

「でも、おとぎ話なんですよね」

「ああ、そうじゃな」

「じゃあ、何で話したんですか?」

「それは、理由じゃ」

「理由?」

「ああ、先の魔法使いは強大な敵を倒すために分不相応な魔法を使い、暴走した、これから教える場所も先の話と同じ理由で暴走したと思われるだから、理由を覚えてもらいたかったんだ」

「なるほど、で次はおとぎ話じゃないんですよね一体どこなんですか?」

「それはじゃな、先ず一つ目は南方大陸じゃ」

「南方大陸?」

「ああ、魔族の国があるのだがその南方大陸はな7割が不毛の大地なんじゃよ」

「まさか、闇魔法!」

「そのとうり、闇魔法の暴走だと予想されている、で二つ目だが西方大陸だな北方に巨大な湖があるのだが水魔法の暴走で出来た湖みたいだ、三つ目は北方大陸に常に暴風吹き荒れる山があるらしい、最後に中央大陸の南方に中央大陸で広く普及してる創世教の聖都があるのだがその聖都がある場所が白魔法の暴走後じゃ、そこは聖域が展開され魔なる物は近づけず人の怪我はたちまち治る、と言われてるな。まあここは暴走あとじゃないと言ってる奴らもいるがの」

「え?、でも暴走じゃないならなんなんですか?」

「まず、聖域は珍しいが自然の中にあるだから、暴走じゃないと言っておるのじゃが、自然界にある聖域は大きくても会議室程度の大きさだそれに聖都の聖域は人だけ治すが自然のは魔物以外の動物も癒す、それに聖都の聖域は広すぎる聖都の周りの畑はおろか衛星都市にまで届く聖域など魔法の暴走以外には考えられ無いと魔法協会は結論付けたようだ」


(魔法協会?なんだそれは謎が謎を呼ぶな)

「魔法協会って何ですか?」

「簡単に言えば冒険者ギルドの魔法使い番だ、まあ冒険者ギルドに登録している魔法使いは大体魔法協会にも登録しているがな、全世界にあって真理を探求する魔法使いを補助して魔法による災害が起こった時に食い止めたり起こった理由を解析するのが魔法協会だな」

「それって魔法使いなら加入しなきゃいけないんですか?」

「いや、加入は任意だな、でも本気で魔法を極めるなら加入しといた方がいいぞ魔法協会秘蔵の魔法書が読めれるからな」


しばらく無言の時間が流れた後


「………質問は以上だなじゃあ土魔法について始めるぞ」

次の投稿は作者のお花畑な頭がちゃんと働いてくれたら明日です

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