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良くある勇者が魔人を倒す話 (打ち切り)  作者: 冬暁ノ夜
中央大陸編 1章 王国
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10  説教と晩御飯

カレスはいま説教されていない、そう題名に説教と書いてあるのにカレスは説教されていないのだ


「朝日さん、剣が嫌だったらそう言ってください、上からは勇者様たちが望むなら魔法を先に教えてもいいと言われていますから」


こんな感じに諭されているだけだ、だがカレスはそんなこと聞いていなかった


(そう言えば師匠の部屋が汚いと言った時に、魔術師らしい部屋と表現している人がいたな、なぜ魔法使いではなく魔術師何だろう? 何か違いがあるのか? 聞いてみるか)

「ニールさん! 魔法使いと魔術師の違いって何ですか?」

「何ですか急に、ん~そうですね、別に違いはありませんね、国や地域によって呼び方が違うってだけですね、まあ魔術師の方がカッコイイから魔術師を名乗っている人もいますけど」


「お~、なるほど、では俺は今日から魔術師です、闇と大地を操る魔術師、カッコイイです」

「でも朝日は水魔法も使えるじゃん、だから闇と大地と水を操る魔術師じゃないの?」

「それは水のカッコイイ言い方が見つからなかったからです」

「カッコイイ言い方?」

「ええ、ほらあれですよ、火とかは火炎、土は大地、風は暴風だとかそう言うと感じのです」

「あぁー、でもそれを言うなら闇もそのままだよ?」

「闇は闇のままでカッコイイからいいのです」

「誠二、もそう思いますよね?」

「ん? ごめん話し聴いてなかった」



そしてしばらくしたのちに晩御飯を食べに食堂に来ていた



みんなが思い思いに御飯を食べてる中、橘は真面目な顔で言葉を発した


「俺は帰る手掛かりを手に入れるために魔人を倒すつもりだ、お前らはどうする?」

「………」

「………」


カレスと瑞希はお互いに顔を見て、ふっと笑った後に言葉を発した


「なーんだ、誠二、が朝から何か思い詰めてると思ったらそんなことか」

「そうですよ、何無駄な心配させるんですか?」

「無駄って俺はお前らの意見を尊重しようとだな!」

「そもそも、召喚された時点で倒す以外には選択肢何てないんですよ、やらない何て言ったら上の人たちがどんな行動するわかりませんからね」

「うんうん」

「えっとつまりお前たちも倒すんだな?」

「当たり前だよ」

「俺が誠二、のことを橘さん呼びから誠二、に変えたの気づいてないんですか?」

「いや、それは気づいてたけど、………これからもよろしく、でいいのかな?」

「勿論よろしくね~」

「ええ、よろしくお願いします」


こうして目標に魔人討伐が加わった

水のカッコイイ言い方募集中です、私が思いついてるのは、流水とか神水とかですかね、………神水は何か違いますね

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