第七話 「全ては筋肉が解決する その二」
きっかけについて、もう少し書きたいと思います。
ダイエットだけすると、脂肪より先に筋肉が落ちるように体の構造はなっています。
そしてリバウンドする時は、筋肉より先に脂肪から増えます。
つまりダイエットとリバウンドを繰り返す人は、ダイエットをしない人よりも脂肪率が高くなっている可能性があります。
せっかく努力しているのに、悲しいですね。
そのため、ダイエットをするときは、かならず筋トレが必要です。
筋トレをすることにより、筋肉より先に脂肪が消費されるようになります。
もう一つ筋トレを進める理由として、筋肉がついてくると自信がつき、やや活動的になります。
私もインドアで、ベッドの上でゴロゴロするのが好きな人間ですが、隙間時間と寝るだけのスペースがあればできるのが筋トレです。
筋トレをするようになって、少しずつ見かけにも気を付けるようになりました。
美容院で眉毛をカットしてもらい、化粧水をつけるようなり、少しずつ外に出ることも楽しくなってきました。
MEGUMIさんの「キレイはこれでつくります」も読みました。勉強になります。
念のためですが、私は男性です。
関係はありませんがYouTubeで配信されている「ひめにぃ様」の言葉、
「女装ってのは男にしかできねぇ最も男らしい遊びなんだ」
には、100回ぐらい「いいね」をしたいです。
YouTubeで配信されている「シンデレラは努力する」というシリーズも、好きで時折見ています。
太っていて自分の容姿に自信のない方が応募して、筋トレと食事指導をマンツーマン指導のもと3か月間受けて、最後にヘアカット・メイク指導・服までそろえてもらい、シンデレラのように変身するという動画です。
綺麗になるためには努力が必要ですが、なりたい自分になった時のきらきらした笑顔はこちらにも元気をもらえます。
きっかけや思いの大切さ。
鏡を見ること。
プロの方のアシストの重要性。
管理してもらうことによる継続性。
3か月続けると習慣になることを教えてくれます。
待っているだけでは幸せはやって来ない。
現代のシンデレラは努力するのです。
有酸素運動が良いのか、無酸素運動が良いのか。
筋トレは大したカロリーを消費しないので、マラソンや1万歩歩いた方が良い、という話もあれば、筋肉を肥大させれば生活しているだけでもカロリーを消費するという話もあります。
何が正しくて、どちらが良いのでしょうか。
これは、もうどんな自分になりたいのか、ということだと思います。
筋肉には速筋と遅筋というのがあって、解りやすく言うと瞬間的に力を出す筋肉と持久力を増す筋肉があります。
速筋の方が筋肉は肥大しやすく、遅筋の方が引き締まりやすい傾向にあります。
ボディビルダーとマラソン選手を見れば解りますよね。
では痩せるためには有酸素の方がいいね、となりますが、そうとも言えません。
まず前提としてかなり筋トレをしても、あのボディビルダーのような筋肉はつきません。女性ならなおさらです。
まず普通の人が筋トレをしてムキムキになるような心配は無用です。
むしろ、お腹が出ているのを何とかしたいのであれば、お腹の筋肉を肥大させるのをお勧めします。
お腹に筋肉をつけてもお腹の脂肪は減らないと聞いたけど? という方、正解です。
脂肪は指先などの抹消から減っていき、お腹などの体幹が最後まで残ります。
では、なぜ腹筋?
それは、お腹が出ている原因が脂肪だけではなく、筋肉が落ちることで内臓が重力によって下にたまり前に押し出されるからです。
横になっているとき、あるいはお風呂に入っているときのお腹を見てください。
意外とお腹が出ていなかったりしますが、それはこれが原因だったりします。
腹筋を鍛えると、たとえ脂肪がほとんど減っていなくても、お腹が引き締まってくるのは、そのためです。
なので、有酸素と無酸素の運動は、どれが自分にとって続けやすいのか、どんな身体になりたいのか、によると思います。
このあたりは、トレーナーの方の指導を仰いだり、情報を集めてみたりすると良いでしょうか。
その三に続きます。