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京夜日記  作者: 京夜
8/23

第七話 「全ては筋肉が解決する その一」


 題名がちょっとなんですが、私が筋トレを始めたきっかけを書きたいと思います。

 私もご多分に漏れず、ジムに通おうとして3日で行かなくなり、自宅トレでスクワットを始めて風邪をひいて止めてしまうことをたびたび繰り返していました。


 続かないですよね、運動。


 物事が続くためには、


(1)きっかけ(目標)

(2)継続できる程度の習慣

(3)専門家の助言(情報)

(4)うまくいかなった時・合わなかった時の試行錯誤

(5)休んだ日があっても良いので継続すること


でしょうか。


 私のきっかけについて。

 人は同じような生活を続けていると、身体は横ばいではなく、ゆっくりとした下り坂を辿ることが解っています。

 それを解ってはいたのですが、現実的にお風呂から出た自分を見て愕然としました。

 お腹は出て、いろいろなところがたるんでいます。

 服を着ているからまだ良いものの、これを他人に見せるのは、むしろ害悪なのではとまで思ってしまいました。

 考えすぎかも知れませんが、私にはそれほどの衝撃でした。


「せめて人に見せて不快感を与えない程度の身体を作る」


 が当面の目標となりました。


 そう考えてみると、私も外来で良く、


「運動してくださいね」


 と言いますが、自分もできていなければ、何をすれば良いかも解っていません。

 ましてや、相手はお年を召していて、膝や腰が悪く、運動をしたことがありません。

 そうした方にもできる運動を考えるのも、一つの目標となりました。


 よく歩くことが勧められていますが、これにも良いことと悪いことがあます。

 歩くことはもちろん、身体にとって良いですし、大切です。

 ただ膝関節が悪い方には負担になることがあります。

 というのも、歩いてみた時に大腿の筋肉を触ってみて欲しいのですが、あまり硬くなりません。

 実は歩くという動作は、骨や関節で支え、前に体重移動することで進んでいる要素が結構あって、筋力の負荷よりも関節の負荷の方が多い側面もあるのです。

 そのため、プールでのウォーキングが勧められたりします。

 プールであれば浮力が加わるので膝の負担が少なく、全身運動となるため、太っている方や膝の悪い方でもできる、という良い点があります。

 ただ、プールまで行くのが面倒。私もそうです。


 そんな時は、座っているときに太ももをあげることを始めてみてはいかがでしょうか。

 これならば、膝に負担をかけず、大腿の筋力トレーニングになります。

 もしくはベッドで寝たままでの足上げ訓練も良いかと思います。

 机のヘリをつかんで、軽い屈伸運動も進められています。

 こうやって少し考えるだけでも、いろんな方法があるな、と感じます。


 どのぐらいやればいいの?

 という質問には、最初は3回か5回でもけっこうです。

 継続できる程度から始めて、物足りなくなったら少しずつ回数を増やしてください。

 人により回数に差はあると思うので、自分の身体と相談してください。

 と話しています。


 私もそうやって少しずつ自分に合うもの、回数を考えていき、今は腕立て、腹筋、スクワットを日に3セットやっています。

 ほんとうにゆっくりとですが、できる回数が増えてきました。


 今回もその2に続きます。



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