優しい居場所を求めて
序章
「××!」
「××!」
「××××××!」
××?××?
うん。そんなの自分が1番知ってる。
知ってるからそんなにその言葉を言わないで。
努力しても体質なのだと診断されてどう努力をしろと言うの?
私が何をしたって言うの?××だからって私が何か迷惑になるような事したの?
ねぇ、なんで?
なんでそんな風に言うの××だから何が悪いの?あなた達には関係の無い事でしょう。
あなた達の体じゃないんだから。
でもあいつらはそんな心に思っている事を素直に言っている。悲しくて泣きたい反面、それがとても…
『羨ましい』
私にはそんな勇気はない。弱虫だ。
私もそんな風になりたい強くなりたい。
でも体が、心が、精神が、そんな考えとは裏腹に付いてきてくれない。
私は思い通りにならない自分自身を恨んで憎んで……
1人絶望した。
「…。包丁で刺したら痛いのかな。首をつったらどうなるんだろう。」
「あぁ。でも天井、抜けちゃうかも。ハハ…」
そんな独り言と乾いた笑いがぽつりと静かで寂しい部屋に響いた。
結局は努力し足りないんじゃないかと言われたらそうなのかもしれない。そう考えれば考える程、気が滅入り果ての無い虚無感にとらわれる。
誰か、一時でもいいから強くきつく抱きしめてドロドロに愛して欲しい。
私がこの世に存在していると認めて欲しい。友人関係でも恋人関係でもいい。
ありのままの自分を受け入れて欲しい。
誰か私を助けて。
初めまして。白鳥スイと申します。
趣味で小説を執筆を始めたので拙いかと思いますが誰かの心に刺さればなと思います。
新参者ですのでまだまだ分からないことが沢山有りますが、
どうぞよろしくお願いします(´˘`*)