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給食
学校給食はとても素晴らしい。
安い。多い。だいたい美味しい。そして栄養バランスも優れている。
もちろん嫌いな品もあるのだが、私は給食がとても好きだった。
そんな大好きな給食なのだから、当然黙々と集中して食事を行う。それゆえ、食べ終わりもまた早い。
ここで問題となるのは、給食時間はある一定の時間になるまで外へ出ることは許されないというルールだ。
手持ち無沙汰で前を見ていると、前話で述べた通り、大抵において隣の席のあの人が目の前で食事をしている。
デリカシーのない行いなのだが、外に出られる時間になるまで私はそれを見ていた。特に意味などなく、あのプリン欲しいなぁとか思いながら見ていた。
その視線に気づいてか、見ていた品を貰えることが多くなった。
その時は嬉しかったものの、今思えば全く恥ずかしい限りである。




