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恋患い  作者: 連
2/5

出会い

 いつ、どこで、その人と出会ったかなど、考えるまでもないのが学生生活だ。

 私とあの人の出会いも、多分に漏れず入学式の日だった。


 入学式終了後、初めてのホームルームがあった。

 私といえば、自己紹介の挨拶について考えていて、他人の挨拶なんて全く気にしていなかった。


 席順も近かったはずなのに、全く覚えていないということは、私はあの人に興味がなかったのだろう。

 今思えば、これは相当勿体ない。好きな人の自己紹介が聞ける機会など、人生で何度あるかわからないからだ。


 少なくとも、一目惚れではなかった。そんな出会い。



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