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9.ルベレントの苦悩

マギルスの爆弾発言から三日後の昼間。


リオール家の前に、豪奢な造りをした六頭引きの大きな魔導馬車が止まった。

中から出て来たのは、ルベレント伯爵である。


当初この屋敷に来る気は無かったが、ファスターからの苦悩満載の手紙を読んで、一度様子を見に行った方が良いと判断をしたのだ。


しかし、このボロ屋敷の中には、魔王よりも魔王らしい師匠と、その副官死神マギルスがいる。

ただの傾きかけたボロ屋敷ではあるが、まるで死者を大量生産する死霊の館に見えてくるから不思議だ。

正直、このまま踵を返して帰りたい気持ちである。


そうもいかないルベレントは、重い足取りで玄関に向かうと魔導チャイムを鳴らした。


大きな鐘の音の後、静かにドアが開かれた。

顔を出したのは、死神マギルスである。

思わず「ヒィッ」と小さく声を出してしまう。


初っ端からボスに出くわすとはついてない。

冷や汗をかきながら、小声で話し掛ける。


「お久し振りです、マギルス様。お元気そうで何よりでございます。今日は、ファスター殿とご面会のお約束がございまして・・」

「はぁ・・」


二人の間に沈黙が流れる。

返事は返して貰ったが、家の中に招き入れてくれる気配はない。それどころか、扉の真ん中に立ったまま、無言の圧力を掛けてくる。

ジッと無表情のまま自分の顔を見つめてくるマギルスを見て、額の汗が滴り落ちていく。


「あっ、あの。ご都合が悪そうなので、またの機会に」


居た堪れず、その場から脱しようとしたルベレントの背後から声が掛けられた。


「あれ?ルベレント伯爵だ。どうしたの?」


天の助けかと後ろを振り向いたルベレントの顔は青褪める。一番会いたくなかった男、ラスボス、魔王ザガリル様のご登場である。


前門の虎、後門の狼ならぬ、前門の死神、後門の魔王である。

逃げ道を完全に潰されたルベレントは、やはり来なければ良かったと後悔をする。

冷や汗をかきながら、手に持つ杖をギュッと両手で握り締めた。


「これはこれは、ルベレント伯爵。ようこそおいで下さいました」


ルシエルの後ろから慌てて駆け寄るファスターを見たルベレントは、ホッと吐息を零した。

助かった。魔王と死神の力を封じ込める事が出来る、生きたお札の登場である。


「お久しぶりですね、ファスター殿。少し到着が早すぎましたかな?」

「いいえ。そんな事はございません。狭い屋敷ではございますが、どうぞお入りください。マギト。ルベレント伯爵のご案内を頼んで良いかな?」

「承知致しました」

「私も直ぐに参ります」


ペコリと頭を下げたファスターは、土で汚れている手を洗う為に、急いで屋敷の中に入って行った。


(本当に早く来て下さいねぇ)


ファスターの背中に向かって祈るルベレントに、ルシエルが話し掛ける。


「お前は何しに来やがった」

「ファスター殿より、一度マギトの事で相談したいと手紙を頂きました。ご足労掛けるのもと思い、私がこちらに来させて頂いた次第です」

「父様が?ふーん。それじゃあ仕方ないか。マギルス、入れてやれ」


ルシエルの言葉に、わざとらしく大きな溜息をついたマギルスは、体を横にずらして道を開けた。

その前をビクビクしながら通り過ぎたルベレントは、屋敷の中をルシエルの案内の元、歩いて行く。


ボロ屋敷の中は、かなり質素である。貴族の家というよりは、少し大きな庶民の家と言った感じだ。

彼方此方に生活感を感じさせる物が見受けられる。

こんな家で師匠が満足しているとは驚きでしかない。


ザガリルの住んでいた家は、王都の一等地にあり、とても大きくて立派な屋敷であった。

ザガリル自体はあまり装飾などには興味を示さなかったが、弟子達やザガリルと関わりを持ちたい貴族達などから贈られた物で、屋敷の中は溢れ返っていた。

下手すれば、城よりも豪華さを極めていたかもしれない。


魔王よりも魔王らしいザガリルには、その屋敷の雰囲気がとても良く似合っていたのだが、今はモロ庶民の家。まあ、あのルシエルの姿なら、ほのぼのとしている様に思えなくもないが、内面を知っている為、敵の幻術にでもかかったかの様な違和感を感じてしまう。


ルシエルの案内で、客間へと通されたルベレントは、静かにソファーに腰を下ろした。

目の前には、魔王と死神が同じ様にソファーに座り待機している。守り札であるファスターが来るまでは、下手な事は出来ない。

ルベレントは微動だにもせず、一点を見つめてファスターの到着を待ち続けた。


「おい、マギルス。茶を入れてやれ」


ルシエルの言葉に、マギルスの目がジッとルベレントを見つめる。

なんで俺がお前の茶を入れなきゃならないんだ?と言う気持ちが透けて見える。


「あっ、あの・・。お気になさらず。お茶は結構ですから」


ルベレントは慌てて断った。

死神に飲み物なんて入れて貰ったら、中に何を入れられるか分かったものじゃない。飲んだらどうなるのか見てみたいと言う理由から、部下のコップに平然とした顔で毒薬を入れる様な人なのだ。

たかがお茶を飲むだけで死にたくない。

拒否するのが一番である。


「お前が良くても、父様が来た時に面目が立たないだろ。馬鹿は黙ってろ」

「は、はい・・」


魔王のお怒りの言葉に、ルベレントは素直に従う。嫌々立ち上がった死神に、私が入れましょうか?と言いたくなるが、ファスターがいつ来るのか分からない為、グッと口を閉ざして黙り込んだ。


そんなルベレントの前に、戻って来たマギルスが雑にカップを置く。それを見たルベレントは、ペコリと頭を下げて礼を告げたが、目の前にあるカップを見て内心戸惑っていた。


紅茶のカップにしてはでかい。

これはスープ用のカップでは無いだろうか。

しかも、肝心な中身が入っていないのだ。


チラリと視線をあげると、マギルスは棚の方へと歩いて行く。

そして、茶葉の入った缶を持って来ると、ルベレントの前に置かれたカップに、バサバサと茶葉を入れた。


ルベレントは、山盛りになった茶葉入りのカップを唖然とした表情で見つめる。


(これを飲めと?)


副官自らが入れて下さった物なら、どんな物でも飲む覚悟をしていたが、目の前に出された物は飲み物ですらない。


戸惑いを見せるルベレントをよそに、マギルスは空中に水と炎を出す。

クルリと指を回すと二つは混ざり合い、そして熱々の熱湯へと変わる。ふわふわと浮いていたお湯は、そのままカップへと降りて行った。


カップの中では、茶葉がお湯に浸かりながら良い色と香りを出していく。

少し時間を置いたマギルスは、風魔法を使って茶葉だけをカップから取り出した。


ルベレントの前に置かれたカップには、作る工程さえ見ていなかったら、比較的まともだと言える紅茶が残った。


「マギルス様、ありがとうございます」


ペコリと頭を下げて、ルベレントはカップを持ち上げる。

カップがデカイ所為で、少々重い。

片手で飲むのは無理の為、両手を使って口元に運ぶ。

恐る恐る飲み込んだ紅茶は、普通の安い茶葉の紅茶の味がした。


「とても美味しいです」


普段なら絶対に飲まない安物の紅茶ではあるが、あの副官がまともに入れてくれた紅茶だと思うと、とても貴重な物を飲んでいる気分である。


笑顔を向けたルベレントを無視して、マギルスはルシエルの紅茶を用意し始める。

工程は同じであるが、茶葉の缶とカップが違う。

普通の紅茶のカップに、少々値が張る茶葉を使って入れられた紅茶に、ルシエルが口をつけた。


ジッとその光景を見つめていたルベレントに、ルシエルが瞳をあげた。


「なんだ?何か言いたい事でもあるのか?」

「い、いいえ。特には・・」


ルベレントは慌てて視線を手元に移した。


いや、確かに副官であるマギルス様が、私などの為に手ずから入れて下さりましたよ?

ええ。それはとても感謝しております。

しかし何故私は、安物の茶葉にスープカップなのでしょうか。

聞きたくても聞く事は出来ませんけれどもね・・。

それより、この無駄に多い紅茶を残すなどしたら、死神にどんな目にあわされるか分かったものじゃない。

この部屋を退席するまでには全てを飲み切らねば。


ルベレントは小さく溜息を付きながら、カップの紅茶に口を付ける。


「ふーん。なるほどね。それは確かにそうかもな」


ポツリと呟いたルシエルに、視線を移したルベレントはハッとする。ルシエルから薄っすらと黒いオーラが放たれており、それはルベレントを包み込んでいた。

これは思考を読まれている状態である。

「ヒィッ!」と小さく悲鳴をあげたルベレントは、両手で持つカップをガタガタと揺らす。


ニヤリと口角を上げたルシエルは、チラリと茶葉の缶を片付けに行っているマギルスを見た。


「なんなら、お前の不満を俺が伝えてやろうか?」

「い、いいえ。私の様な者が不満など、とんでも御座いません。とてもありがたく頂戴しております」

「さっきと違うよな・・。おい、マギルス」

「いいえ、そんな事はございません!どうか、ご慈悲を!」


副官の機嫌を損ねるのは、とても恐ろしい。ご慈悲とか言っている時点で、不満を持っていたのはバレバレではあるが、なりふり構っている場合ではないのだ。


席に戻って来て無表情のままジッと見つめる死神と、それを楽しそうに口角を上げて見ている魔王。

この後、一言でも発したら息の根を止められてしまいそうである。

なんでこんな所にヒョコヒョコと来てしまったのかと、後悔するしかなかった。


ルベレントが、もう帰ろうかな・・と思ったその時、ノックの音と共に部屋のドアが開かれた。


「お待たせしてすみません、ルベレント伯爵」


対魔王&死神専用の最終兵器である、最強のお札ファスターの登場である。

ルベレントの顔はパァーッと明るくなった。


「いいえ。ルシエル君と楽しくお話をしておりましたので、お気になさらず」


ニコリと笑うルベレントを見て、ファスターはホッと胸を撫で下ろした。


英雄ザガリルの軍に所属しているルベレント伯爵は、とても傲慢で気難しいと聞いていた。

しかし、実際のルベレント伯爵は気取る事なく、優しくて気遣いのあるとても素晴らしい方である。


(人の噂など、あてにはならないものだな)


フッと笑みを落としたファスターは、立ち上がったマギルスと入れ替えにソファーへと腰を下ろす。

ルベレントに話し掛けようとしたファスターは、口を開きかけてピタリと動きを止めた。


ルベレントに出されているカップが明らかにデカイ。

驚いたファスターは、隣に座るルシエルに視線を移す。ルシエルは、普通のカップで紅茶を飲んでいる所であった。


「ルシエル。ルベレント伯爵の前に出されている紅茶は?」

「あれはマギトがルベレント伯爵に出した物です」


ニッコリと微笑みを向ける息子は、天使の様に可愛い。いや、今はそんな事を考えている時では無い。


「マギト。ルベレント伯爵に出されている紅茶のカップだが・・」

「体の大きさに合わせて入れ物を選びました。いっぱい飲みそうだったので」

「いや。そう言う時は、ポットにお代わりを作るべきで、カップを変えてはいかん。作り直しなさい」


至極まともでありがたい意見ではあるが、自身の命の危険を感じ取ったルベレントが、慌てて声を掛ける。


「いいえ、ファスター殿!私はこれで結構です」

「ですが・・」

「お気になさらず。マギトの性格は、よく知っておりますので」

「はあ・・」


ルベレントの焦り様を見て、ファスターは口を閉ざす。余計な事は言わない方が良さそうである。


何が問題になっているのかいまいち理解していないマギルスは、ファスター用に紅茶を用意する。取り敢えず普通のカップに、客用の茶葉を入れてみた。


「マ、マギト。これは?」

「紅茶を入れようかと。何か問題がありますか?」


尋ねるマギルスが、フワリと魔力で出したのは炎と水である。

ここまでくると、マギルスが何をしようとしているのか、ファスターにも分かった。

慌ててマギルスを止める。


「紅茶はもういい。ルシエル、マギトと一緒に自室に下がりなさい。お父様は、ルベレント伯爵と大切なお話がある」

「はい。分かりました」


素直に頷いたルシエルは、マギルスに退出を促す。

紅茶は入れなくていいのかと、カップを見つめるマギルスの背中を押す様にして部屋を後にした。


「大変申し訳ございません、ルベレント伯爵。妻が出掛けてしまっている為、この様な事に・・」

「いえいえ。私は軍におりましたので、あの様なマギトの行動には慣れておりますよ。ファスター殿には、少々受け入れ難い紅茶の入れ方ですよね」


ふふっと笑いを落としたルベレントに、ファスターが申し訳なさそうな顔で、紅茶を入れに行く。

ポットを使って新しい紅茶を入れたファスターは、ルベレントと自分の前に置いてソファーに座った。


「マギトは、あまり普通の生活という物が分かっていないように見受けられます」

「そうですね。お気付きだとは思いますが、マギトはザガリル軍におりました。あの軍では、色々と常識から外れた者も多かった。戦う事が全てであり、その他の事は二の次でしたので」


やはりそうなのかとファスターは納得する。

マギトは常識が無いと言うレベルでは無いのだが、それよりも問題となっているのは彼自身である。


「彼は自身の情報を隠そうとしません。質問されれば普通に答えてしまうのです。この田舎では、直ぐに噂は広まってしまいます。そうなるとルベレント伯爵にご迷惑が掛かってしまうのではないかと心配で」

「それは別に気にして頂かなくても結構です。広まったのなら広まったで、この屋敷に侵入する者が減るだけでしょう。マギトをお預かりして頂いたのには別の理由があります」

「別の理由ですか?」


「ええ」と返事を返したルベレントは、魔王であるお前の所の三男坊の為だ!と言う本音を隠す。


「マギトには、王都で暮らさせる事を避けたかったのです。彼はあの様な性格です。揉め事を起こしたり、巻き込まれる事が多い」


実際、ザガリルがいなくなってからのマギルスは、彼方此方で問題を起こしていた。

物事や常識を知らないし知る気もない。

その上、無表情で知らない者には無言を通す。

身分証を携帯すると言う事すらしない為、街や国境で兵士達から呼び止められる事がしばしばであった。

しかし、それでも無言を通すので、兵士は拘束しようとする。自身への攻撃を確認したマギルスは、砦ごと破壊した。


そうした損失は、彼方此方で確認されており、その後始末に第二、第三小隊が必死に駆けずり回っていた。

砦の破壊などはどうでも良いが、一度戦闘を意識したマギルスは、しばらく抑えが効かなくなる。

そんな状態の副官マギルスを、軍隊員達は命懸けで鎮めていたのだ。


野に放たれた野生のマギルスだが、のんびりとした雰囲気の所にいれば、実に大人しく生活する事が分かった。

第一、第ニ小隊の連携で、ようやく田舎の一軒家に押し込めたと言うのが三百年程前の事である。

しかし最近では、苛立ちが見受けられると噂で流れていた。どうやら暇すぎてストレスが溜まりに溜まってしまったらしい。


そんな中での魔王の帰還。

田舎ののんびりとした雰囲気。

そして、唯一簡単に彼を止める事が出来る魔王の側に置いておく。

マギルスにとって・・いや、人類にとって、これ以上無いと言う程の好条件で良い環境なのである。


「ファスター殿には、色々とご迷惑をお掛けするとは思いますが、是非よろしくお願い致します」


頭を下げるルベレントに、ファスターは慌てた。


「そんな。頭を上げて下さい、ルベレント伯爵。私の様な者が、貴方様のお役に立てると言うのであるならば、何なりとお使い下さって頂いて結構です」

「そう言って頂けると、本当に助かります。ファスター殿とは、これからも友好的な関係を築いていけたらと思っております。困った事がありましたら、遠慮なく何でもお気軽に相談してきて下さい」

「ありがたいお言葉、感謝致します。あの、先日振り込まれました、マギトの生活費ですが・・」

「おや、足りませんでしたかな?ならば追加で振り込みをさせて頂きますが」

「いいえ!寧ろ貰いすぎです。一年分であれだけのお金を頂くわけには・・」

「一年ですか?あれは一ヶ月分です。毎月振り込むより、一括の方が良かったでしょうか」

「えっ?一ヶ月分?」


ファスターは顎が外れるのではないかと言うほどの驚きを見せた。

先日振り込まれた金額は、四百万レイン。

平民の平均年収である。この計算で行くと、年間費は四千八百万レインとなる。

マギトの食事は普通の人並みであるし、使用人として仕事もしてくれている。

そこから考えても貰い過ぎである。


「そこまでのお金を頂く必要はありません」

「ファスター殿。詳しくは話せませんが、これは正当な対価です。気にする事なく受け取り、領地の改善に努めて下さい。この領地を存続させる事こそ、私が貴方に求めているものなのです」

「は、はい」


ファスターは、弱々しくも返事を返した。

男爵と言う地位にはあるが、一応代々受け継がれて来た小さな領地を持っている。田舎の小さな領地は、出費が嵩むばかりで、収入はあまり無い。

確かに、これだけのお金を毎月頂く事が出来るのなら、領地内を安定させる事も出来るだろう。

しかし、本当にそれで良いのだろうかとファスターは悩む。


「私には私の思惑が有ります。それを貴方が気に病んだり悩んだりする必要はありません。お金は、領民の為にお使い下さい。後々、土地を寄越せとか、お金を返せ等とは言いませんよ。貴方がこの土地を治め、領民が平和な生活をする事こそが、私の望んでいる事なのですから」


ニコニコとした笑顔を見せるルベレントに、ファスターは戸惑いながらも笑顔を返した。


この方は、なんて素晴らしい方なのだろうか。

この田舎の土地を手に入れる為かとも思ったが、ルベレント伯爵の持っている土地とは違い、長閑なだけでなんの価値も無い土地なのだ。

それに彼の地位を考えても、この土地を自分の物にする事など言葉だけで容易い事である。

そうなると本当に慈善活動的な援助となる。


少し前に知り合っただけの没落寸前の男爵に、ここまでして貰えるとは感謝しかない。

領民の為、ファスターは決断をする。


「有り難く受け取らせて頂きます。必ずや、この領地を改善してみせます」

「頑張って下さいね」


ルベレントは嬉しそうな笑顔を見せる。


やはり素晴らしいお方である。

この人の為なら、この命を賭けても良い。


ファスターの中でルベレントの株は急上昇したのであった。

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