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1.転生前の俺 

プロローグ的な話

(7000字程)


真っ暗な王宮の中庭で、二人の男女が駆け寄り抱き合った。王宮の窓から射す光が、近くにいる互いの顔が僅かに認識出来るくらいの明るさを作り出している。


「愛しています。リファリル」

「私もお慕い申し上げております。ナディア姫」


若い男女は、そっと瞳を閉じてキスをする。

数回重ねたキスは激しさを増して行き、男は女を大きな木に押し付けると、その手を彼女の体へと滑らしていく。


美しい薄桃色のフワリとした高価なドレスを身に纏う女は、その乱れを気にする事なく男に体を委ねた。

大きく肩を出した形のドレスは、簡単に胸元をずり降ろされ、フリルのあしらわれたスカートは捲し上げられる。


女の胸元で光る神秘的な藍色の大きな宝石が付いた首飾りに気がついた男は、それを跳ね除け、女の背の方へと回した。


恍惚とした表情を浮かべる女は、胸元に顔を埋めた男の頭を、まるで宝物のように抱き締める。

静かな闇の中で、二人の激しい息遣いだけが辺りに響き渡っていった。


まるで獣のように盛る二人を、少し離れた場所から冷めた瞳で見ている男がいた。

中庭に設置されたテーブルに座り、手酌で酒をグラスに注いでいる。


(そう言えば、あの首飾りの加工費は高かったな・・。無駄金なんか使わず、もっと良い酒を買えば良かった)


フウッと溜息を零したザガリルは、一気に酒を流し込む。

そしてまた空になったグラスに酒を注いだ。


身分の高い者だけが入る事を許された中庭には他の人の気配は無く、とても静かである。

その為、逢い引き場所にはもってこいだったのだろう。


そんな事とはつゆ知らず、ザガリルは口煩い周囲から逃れて、この中庭でパーティーが始まるまでの時間潰しをしていたのだ。

そんな中、今日のパーティーで正式に婚姻の決定を発表する筈の自分の婚約者が、他の男に抱かれている場面にかち合ってしまった。


(こりゃ、パーティーは中止だな。このまま帰るか)


立ち上がろうとしたザガリルは、中庭を走って近付く二人の男の気配に気が付いた。

どうやらザガリルの魔力を追って来たらしく、暗闇の中でも一直線に自分の元まで走って来る。


「師匠!こんな所にいたのですか。パーティー始まりますよ。主役がいなくてどうするんですか」

「早く戻って下さい。もお!こんなにお酒を飲んで・・。飲むならパーティーで飲んで下さい」


口煩く騒ぎ立てる弟子二人の所為で、静寂な空間が台無しである。

大きな溜息をついたザガリルは、席を立った。


「俺は帰る。パーティーは中止だ」

「何言ってるんですか。ナディア様が待ってますよ」

「待ってねえよ。そこにいるだろ」


顎で指された方角を弟子達は見るが、夜目の効く師匠と違い暗くて殆ど見えない。

弟子の一人がその手に炎を出してみると、二人の男女が慌てて服の乱れを直している所だった。

二人が何をしていたのかを瞬時に悟った弟子二人は、怒りで顔を歪めた。


「我らが師匠を裏切り、他の男に肌を許したのか!」

「貴様は、騎士団長の息子だな。師匠の婚約者と知っての事か!」


詰め寄る二人に、男女は顔を青くさせた。


ザガリルは、長き間この世界を苦しませて来た魔王の討伐に先日成功したばかりの、この国の英雄である。

その魔力と戦闘力は群を抜いて高い。


そして彼は、彼による彼の為だけの軍を持っている。

それは、魔王よりも魔王らしいと言われるザガリルのとても優しい直接指導に耐えて生き抜き、強者となった者達の集まりである。彼らがザガリルを隊長と呼ばずに師匠と呼ぶのは、その所為であった。


魔物達を無双するザガリルの軍に所属している者達には特権階級が与えられており、それは王族ですら逆らう事が出来ない力を持つ。


口と性格がとても悪い師匠ではあるが、弟子達はザガリルを恐れていると同時に崇拝していた。

そんな彼らが目にした師匠に対しての裏切り行為。

こんな事をされて許せる訳は無い。

沸き起こる怒りから弟子達の魔力が高まりを見せた。


「ガキの恋愛だ。その辺にしておけ」


師匠の言葉に、弟子達は驚きながら魔力を鎮めた。

ザガリルはナディアをとても可愛がっていた。

糸の切れた凧のようにフラフラと放浪していたザガリルが、この国に留まり軍を作って魔王を倒したのは、ナディアが居たからなのだ。


そんなナディアのザガリルに対する酷い裏切り行為を、ザガリルはガキの恋愛と切り捨てた。

本来のザガリルなら怒り狂って暴れ出してもおかしく無い状況なのにである。

普段と変わらぬ態度・・いや、それ以上に静かで大人しい態度に、不気味さすら感じる。


震え上がる弟子達を放置して、ザガリルは歩き始めた。


「師匠。どちらに?」

「取り敢えず、家だな」


取り敢えずという言葉に、弟子達は焦り始めた。

取り敢えず家に行ったその後はどうなるのだろうか。

ナディアを失った今、ザガリルがこの国に残る意味は無い。


魔王は討伐したが、未だ多くの魔物が活動している。

そんな中で、最強の男を失うわけにはいかないのだ。


「お、お供致します!」

「断る!」


速攻で返された返事に、弟子達は固まった。

師匠に言われた事は死んでも守らねばならないと、体と精神に叩き込まれているのだ。

同行する事を拒否された事で、どうするべきかと互いの顔を見合わせた。

固まる弟子達を置いてドンドンと歩いて行くザガリルに、血相を変えたナディアが慌てて駆け寄った。


「ザガリル、話を聞いて。私は・・」

「聞く必要があるのか?婚姻発表はキャンセル、婚約は破棄する。好きに生きろ」


今まで向けられた事が無いザガリルの冷たい瞳に、ナディアは戸惑いを見せた。


歩みを止めたザガリルは、ナディアの首に巻き付くチェーンを見た。

相手の男の手によって背中へと向けられたままの首飾りは、ザガリルが婚姻決定の証としてナディアに与えた物である。


人差し指でそのチェーンを掬い、ピンッと軽く引き寄せ鎖を断ち切る。背中からずり落ちた藍色の宝石は、浮遊してザガリルの手に収まった。


「これでお前を縛る物は何も無い」


ナディアは青褪めた表情で体を震わした。

ザガリルなら、心の底から謝ればきっと許してくれる。心の何処かにそんな気持ちがあったのかもしれない。


ナディーと言う愛称すら呼んで貰えず『お前』と言う、名を覚える気もない者達と同じ呼び方をされた。

それが示す物は、ザガリルにとって自分は価値の無い人間となってしまったという事だったのだ。


顔色を変えたまま身動きをしないナディアから、ザガリルは視線を外した。

首飾りをグッと握り締めると踵を返し、そのまま城を後にした。


王都の一角にある家に戻ったザガリルは、ゆっくりと家の中を見回してみる。

貴族の家の様にでかいこの家は、一人で住むには広過ぎる。

知らない奴がいると落ち着かないという理由で、使用人は通いにしてあるのだ。


昔は弟子達が一緒に住んでいたが、それなりに力をつけた彼らは、自分の家を買い出て行った。

今では、この家の掃除や洗濯や管理を毎日交代でやりに来るくらいだ。


ザガリルは、シーンと静まり返る家の階段をゆっくりと登って行く。

辿り着いた自室へと入ると、魔力で蝋燭を灯してソファーに腰を下ろした。

ソファーの背に両腕をかけて寛ぐ体勢になったザガリルは、フウッと大きな吐息を零して天井を見上げた。


もっと激しい怒りや悲しみが自分を襲うかと思っていたが、あるのは虚しさと孤独感だけだった。

何故なのかは、なんとなく分かっているが、どこか認めたく無い気持ちがある。


ふとその手に持ったままだった首飾りに気がついたザガリルは、目の前のテーブルに放り出した。

ガチャッと大きな音を立ててテーブルに落下した首飾りは、蝋燭の光を浴びて宝石の藍色を輝かせる。


神秘的な藍色を放つこの宝石は、討伐した魔王の心臓と魔力の結晶である。

あの魔王は四千年の時を生きて来たらしい。

あと数千年は生きられる筈であった生を、あの戦いで失った魔王は今、何を思うのだろうか。


あの戦いは言葉で言い表す事が出来ないほどの激闘であった。

人間最強のザガリルも魔族最強の魔王も、互いに己の力をフルに出し切って戦ったのだ。両者一歩も引かず、最後の最後まで全力で戦い抜いた。


よくこの世界が滅ばなかったなと思う位の激しい魔力と魔力のぶつかり合いを制したのは、紙一重でザガリルであった。


貫かれた自身の体を見た時の魔王の顔が、何故か思い出せない。あの時、魔王がしていた表情はどんな表情だったのだろう。

ザガリルへの恨みの込もった表情?それとも、全力で戦った事への満足感を得た表情?

魔王にどんな気持ちだったのかと聞いてみたいが、それはもう出来ないのだ。


深い溜息を零したザガリルは、魔力を使って目の前のテーブルに酒とコップを運ぶ。

宝石の前に置いたコップに酒を注ぎ、そして自分のコップに酒を注いだ。


酒を飲みながら、自分と言う物を見つめ直してみる。


この世界に生を受けて百年は、親の顔すら知らないまま孤児院にいた。

その後、四百年ほどは放浪しながら魔物を狩っていた。それから八百年は、この国の為、全てを捧げて来た。


この世界の一般的な住人の平均寿命は千年。

百年は子供の姿、その後八百年は成人の姿、残りの百年で徐々に老人の姿となる。

それとは別に、魔力、闘気、覇気と呼ばれる力を保有する強き者達は、その力の恩恵から成人の姿が長く二、三千年生きる。


魔力が高過ぎる規格外のザガリルは、ここからあと五千年は生きるだろう。

しかし、それだけ長い間生きられると言う事に、ザガリルは喜びを見出せなかった。

八百年の間、生きる目標目的として来た物の全てを失ったからだ。


1つはナディアである。


弟子や周りの者達は誤解をしているようだが、ザガリルにとってナディーは妹の様な存在だった。

出会った頃のナディーは、まだ五十年(外見年齢十歳)しか生きていない子供の姿であった。

王や周りから、お前はザガリルの妻となるのだと教育されたナディーは、それを疑う事なく受け入れ、ザガリルに懐いていた。


不憫に思いながらも、自分を慕ってくっついてくるナディーがとても可愛いかった。

初めて出来た、たった一人の家族の様に思っていたのかもしれない。

気が付けば、どんな無理無謀なお願いも、ナディーが頼んでくれば分かったと頷きを落としていた。


そんな彼女が、愛する者を見つけた。

それを見た時、血の繋がらない兄の役目を完全に失った気がした。

家族ではない、家族にはなれない。

あの現場を見た時、その気持ちが一番強く心を締め付けた。所詮は紛い物の家族であったのだと思い知らされたのだ。



もう一つは、魔王である。


あれほどの力を持つ者は、もうこの世界にはいない。

あいつと戦うのは何よりも楽しかった。

魔王の考える様々な戦略を打ち破る快感は、ザガリルに生きる楽しさを与えてくれた。

しかしそれは、彼を倒したと同時に永遠に失われてしまった。


ザガリルにはもう何も残っていない。

生きる実感を味わう事の出来る場所も、帰ろうと思う場所も全て失った。

これから先、果てしなく広がる未来という名の寿命が、ザガリルに耐えようの無い虚無感を与える。


ふと、ザガリルは意識を窓の外に移した。

何者かの庭への侵入をキャッチしたのだ。

ザガリルは、屋敷の侵入防止の結界を解く。

誘われる様に窓から姿を現したのは、まだ貧弱な姿をした若き魔族であった。

貧弱とは言っても、魔王と比べてである。

服の下から漂ってくる魔力を見ても、おそらく年は五百を超えている。

分厚いフードで顔はよく見えないが、肩くらいの長さのピンク色の髪が見えている。


「お前がザガリルか」

「いかにも。俺が、ザガリルだ」

「ならば死ね!」


剣を抜いてザガリルへと襲い掛かって来た魔族は、ザガリルから繰り出された拳の一撃で床に沈んだ。


(弱い・・。やはり、あの魔王の様な魔族は、もういないのか)


ザガリルの心はまたしても暗くなった。


悔しそうに顔を上げた魔族は、テーブルの上に置かれた宝石を見て、ハッと表情を変えた。

しかし、その前に置かれている酒の入ったコップを見て、不思議そうな顔でザガリルを見る。


「これか?これはお前達の主人の心臓と魔力の結晶石だ」

「そんな事は分かっている。何故、酒を出してあるのだ」

「あいつは酒が好きだったからな」


ふふっと笑ったザガリルに、魔族は目を見開いた。


「父様と親しかったのか?」

「父様?お前、あいつの子供なのか?」

「そうだ。お前が倒した魔王は、我が父だ」


今度はザガリルが目を見開いて驚いた。

まさか魔王に子供がいるとは思っていなかったのだ。


「普段、お前は城にはいなかっただろ?」

「父様の命令で、別の城に行っていた」

「成る程な・・」


魔王とザガリルの戦いは、八百年の間何度も行われていた。

その間、常に敵対していた訳ではない。

魔城にドカドカと入って行き、魔王の部屋で見つけた高級な酒を勝手に飲んだりもしていた。

互いに互いの力を認め合っており、年に数回行われる合戦以外は殺し合う事も無く、こんな感じだった。

しかし、その魔城で子供の姿を見た事は無かったし、聞いた事も無かった。

魔王が隠していたのだ。


「あいつも、親だったって事か」


ふふっと小さく笑ったザガリルは、目の前に置いてある首飾りを手に取ると、魔族に投げ渡した。


「持っていけ」

「えっ?」

「俺にはもう必要のない物だ」


手に持った父親の石を見つめながら呆然とする魔族を見て、ザガリルは立ち上がる。


「お前は弱い。それを見て奴の強さを思い出し、一人前に成長してから出直して来い。俺はその間、ちょっと出掛ける事にした」

「はあ?出掛けるって何処に・・。それよりも、待て!これはどういう意味だ。この私を馬鹿にしているのか?」

「だから、お前は弱すぎるんだよ。あいつくらい強くなってから来い。それに俺は、目的を見つけた。今から、ちょっくら転生してくるわ」

「はあ?何言ってんだ、お前」


魔族を無視してザガリルは呪文を唱える。

それに応じて二階の床には光り輝く魔法陣が現れた。光が収まりを見せたあと、真っ黒な空間が現れる。

吹き荒れる魔力の風に乗って沢山の物が次々とその空間へと吸い込まれて行った。

スッと収まりを見せた風と共に空間も消え去った。


「欲しい物があったら持って行っていいぞ。ただし、時間は五分間だ。それが過ぎたら自動で爆発するからな」

「えっ。ちょ、ちょっと待て!話を聞け!」

「またいつか会う事が出来たら聞いてやる。それじゃあな」

「待てよ!こらっ。待てって言ってるだろ」


魔族の声を背に、ザガリルは空間を移動した。


町外れの高台に出たザガリルは、屋敷の方角を見つめる。

ここは街を一望出来るお気に入りの場所だ。


ポツリポツリと小さな松明の明かりが灯る街は、静かに時を刻んでいる。

遠くにある大きな城は、未だ明かりが灯ったままで、闇夜を明るく照らしていた。


この街の事は、結構好きだった。

沢山の弟子達と、王宮の者達、そして気の良い街の住人達が、脳裏に浮かんでは消えていく。


しかし、この世界に自分が本当に欲しい物は無い。

これから先の長い寿命の中で、それを探して生きるより、今直ぐ手に入れたいのだ。

ザガリルがずっと欲しかった物を、魔王はとっくに手に入れていた。

それを手に入れる為だけに、転生をする。


「じゃあな、お前達。後は任せた」


ザガリルが呟きを零したと同時に、大きな爆発音と共に巨大な火柱が立ち上がる。

屋敷に仕掛けた時限式の魔法陣が発動したのだ。

屋敷には結界を張って置いたので、立ち入る事は出来無いし、周囲への被害は出ない。

あの魔族が結界から出られるように、出る事だけは出来るようにしておいてやったから、奴も無事だろう。


(さて、行くとするか)


ザガリルは自身の魔力を極限にまで高める。


(うーん。そうだな・・。魔法も戦争も無い、平和な世界に転生しよう)


ザガリルの魔力が光り輝き、そして静かに意識を失った。





◇◆◇◆◇





・・・・・・っと言う夢を俺は見た。


いや、正確に言うと前世・・転生前の記憶である。


日本人として生まれ、日本人として成長して早六十三年。すっかりおじさんの姿になった今頃そんな事を思い出したのだ。


と言うより、六十三年経たなければ、この日本人の体では前世を思い出す事が出来なかった。

転生前の魔力は完全に封じてはあるが、消え失せる事は無い。その為、魔力に耐えられる体に成長するまでは、魔力と共に記憶自体を封じ込めてあったのだ。


六十三年経った日本人のおじさんの体で魔力に耐えられるの?という疑問が浮かぶのは当然である。

勿論、耐えられる訳がない。

死ぬ間際に強制的に思い出されたのだ。


日本人として生活をした六十三年は、辛い事も多かったが、家族というものを体験する事が出来た。

それこそが、この転生の目的だったとも言える。


とある事情で結婚はしなかった為、子供はいなかった。それでも仲の良い両親と共に過ごした生活は、とても心が満たされた。

そんな両親を亡くし、一人になった寂しさからヤケになって自堕落な生活をしていたツケが回って来た。

この体はもうボロボロで使い物にならない。

あとは、機能を停止するしか道は無いのだ。


病院のベッドで横たわる今際の際で、転生前の記憶を見ていた俺は、本来の自分を思い出した。


このまま死んでもいいかな?とか思ったりもしたが、家族との時間が思っていたよりも短かった。

出来る事なら、もっと長く味わいたかったのだ。


日本人の寿命は大抵百歳以下である。

しかも、子供でいられるのはたったの二十年以下しか無い。それ以降は家族として側にいる事は出来るが、全然足りない。

もっと親に甘えたかったのだ。


という事で、やはり元の世界で転生した方が良いという結論になった。


まあ日本に来た事は、それなりに収穫があった。

日本での生活中にはまった書籍やアニメと言った物から、新しい魔術の考案も出来そうだからだ。


さて、この体を捨てて元の世界に転生しよう。


今度も、素敵な家族の元に・・





ようやく転生の転生が終わりました・・。


次からが本番です。

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