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陛下直属の従士

 昨晩、彩葉が徹夜で見張りをしたのは、覗きがバレたことについてまだ怒っているのかと思ったけれど、そういう訳ではなかった。彼女はドラゴニュートになってから全く眠くならないのだと言う。


 彩葉の怒りが収まっていたことに内心ホッとしたけれど、夜を徹して見張りをしていた彼女の体調が心配だ。その彩葉は、エルフの少女アスリンを追いかけていた怪物の血の臭いが落ちないと言って、お世辞にもいい香りとは言えない帝国製の石鹸を持って滝壺の奇麗な水で手を洗っている。


 とりあえずボクたちは、昨日から何も食べていなかったので、朝食を摂りながらエルフの少女と話をすることにした。彩葉が戻るまでの間、ボクとハルで食事の準備を始める。


 段取り良く朝食の準備をしているハルは、缶詰を入れた鍋に水を張り、魔法で作り出した電気を器用に鍋に当ててお湯を沸かしている。ボクはアスリンを気にしながら食器類を準備する。彼女はハルの魔法の使い方に興味を示しつつ、自らの足に手を当てて呪文のようなものを詠唱している。たぶん、捻ってしまった足の怪我を治す魔法を使っているのだと思う。


 神話やゲームの世界に登場するエルフ族は、端麗な容姿と特徴のある長く尖った耳が定番だ。目の前にいるアスリンは、まさにその定番通りそのままの姿だ。彼女のサラサラなシルバーブロンドの髪は腰のあたりまで届く長さだ。


 アスリンの身長は、彩葉より少し高いくらいだから、百六十センチメートルくらいだと思う。顔つきはまだ幼さが残っている雰囲気だけど信じられないほどの美少女だ。彼女の服装は、ゆったりした白いフリル袖が印象的なシンプルなカーキ色のワンピースで、背中に赤地で翼を広げた竜の刺繍がされた黒いケープ羽織っている。ケープの留め金にも、背中の刺繍と同じ翼を広げた竜のデザインが施されていた。


 アスリンの魔法の詠唱が終わると痛々しく腫れていた彼女の足首は、まるで何事もなかったかのように腫れが治まっている。魔法が実在することにも驚きだけど、いずれにしても魔法というのは本当に凄い力だ。


「へぇー。回復の魔法って言うのかな? 魔法って本当に凄いんだね」


 ボクはやっと話しかけるタイミングができたこの機会を逃さずアスリンに質問する。


「この風の精霊の力を使った癒しの精霊術は、ある程度の怪我ならすぐに治すことができるわ」


 アスリンはボクを見ながら真面目に答えてくれる。異性と話をすることに対してあまり抵抗を感じないボクだけど、彼女との会話はとても緊張する。


「ハルの魔法と違って呪文を詠唱する感じなのかな?」


「呪文と言うのとは少し違うかな。簡単に言うと精霊使いの魔法は精霊の力そのもの。術者は体内に宿したマナを開放して精霊と契約する。精霊にマナを提供することで精霊の魔力の恩恵を得る感じね」


「へぇ……、魔法のことはさっぱりわからないけれど、何となく仕組みがわかったよ。今こうしてお互い会話ができるようになっているけれど、精霊術の効果ってどれくらい続くの?」


 アスリンといつまで会話ができるのか不安になったボクは確認してみる。


「術者が解消の術を使うか、物理的に壊れるか、術者が命を落とすと効果が消える感じね。なのでしばらく言葉の心配は大丈夫よ」


「良かった、安心したよ。マナって言うのは魔力の源みたいな感じなの?」


「うん、そうね。だいたい合ってるわ」


 とりあえずボクたちが心配していた言葉の問題は意外な展開から解消することができた。


「俺には見えないけれど、精霊って言うのは実在している妖精みたいな感じなのか?」


 鍋のお湯を沸かしながらボクたちの会話を聞いていたハルが会話に加わる。


「あなたは……呪法使いよね? 精霊は精霊界で生きるエネルギー体よ。私たちがいるこの世界は物質界だから見えなくて当然。ひょっとして、あまり精霊術には詳しくないのかしら?」


 アスリンは不思議そうにハルを見ながら質問に答える。もしかしたら魔法が使える者であれば常識的なことなのかもしれない。


「ごめん、余りと言うか全く……」


「へぇー、魔法の世界も色々あるんだね。で、ハルの魔法は呪法って言うんだ?」


「俺に聞かれても知らないって……」


 アスリンの説明を聞いたボクは、ハルを見ながら本人に確認するけれど、予想通りハルは全く心当たりがなさそうに手を振りながら答えた。精霊術どころか自らが使う呪法すら知らないハルを見て、アスリンは不安そうな表情になる。ボクたちの素性も伝えていないし当然だろう。


 丁度その時、手を洗い終えた彩葉がこちらへ戻って来てくれたおかげで妙な空気が緩和された。


「おかえり、彩葉。生臭い匂いは落ちたか?」


 ハルが戻った彩葉に声をかける。


「うん、やっと臭いが取れたけど……。あー、最悪……。あの怪物の血の生臭さ、キツ過ぎるよ……」


 彩葉は溜め息混じりにハルに答える。性格や全体的な容姿は以前と変わらない可愛らしい彩葉のままだけれど、先ほどの巨人ような化け物を目の当たりにしても、彼女は怯むことなく正面から突っ込んで行った。恐れがなくなったと言っていたけれど、『戦う』と言うことに関して本能的に楽しんでいるようにも見えたところが少し心配だ。


「それより、改めてお礼を言わせて下さい。いくら感謝しても足らないくらいわ。トロルに見つかってしまったのは私の致命的なミス。その上、荷物まで失って……。諜報員として失格ね……」


 アスリンは立ちあがってボクたちにお辞儀をしながら礼を述べた。少し自嘲気味に首を傾げる仕草が何とも言えず可愛らしい。正直なところボクは何もしていなかったけれど、ハルと彩葉の強さはナチスの戦車小隊ですら壊滅させてしまうほどだ。これは所謂(いわゆる)チートっていうヤツだとボクは思う。


「本当に、お礼なんていらないです。それより、足を怪我していたようだけれどもう大丈夫なの?」


「あ、うん……。癒しの精霊術で治したわ。この通り、もう大丈夫」


 彩葉がアスリンの怪我を心配をすると、アスリンは自分の足を見せて彩葉を安心させる。


「あの怪物はトロルって言うのか……。諜報員とか言っていたけど、君はどうしてこんなところに一人でいたんだ?」


 ハルがアスリンに尋ねると、彼女は自らの素性を語り出す。


「私はリチャード・レンスター公王陛下の私兵として仕えていて、レンスターで従士の地位を与えられているの。今回の任務は、あなたたちヴァイマル帝国の鋼鉄竜について単独調査をしていたのだけど、鋼鉄竜の足跡を追ってここまで来たのに油断したせいでトロルたちに見つかってしまって……」


 ヴァイマル帝国……。もしかしたらその名前が昨日ボクたちが戦った亡国の軍隊のアルザルでの名前なのかもしれない。彼女が呼んだ鋼鉄竜と言うのは破壊した戦車のことだろうか……。それとも黒鋼竜ヴリトラのことだろうか……。あなたたちと言った彼女は、ボクたちが帝国人だと思っているのだろうか。


 同じことを考えたのか、ボクはハルと彩葉の二人と目が合って互いに頷き合う。それにしても、よほど怖かったのだろう。アスリンはトロルに襲われたことを思い出したのか、両手で自分を抱きしめるようにして震える体を抑えている。


「本当に君が無事で良かったよ。アスリンのおかげでこうして会話もできるようになったわけだし。ボクたちからもお礼を言わせて欲しいな。それと、従士って言う地位は騎士様みたいな感じなの?」


「従士は身分が保障される地位だけれど貴族階級ではないの。武官としては騎士に次ぐ地位ね。簡単に言うと貴族と主従関係を結んだ私兵と言ったところかしら。私の場合、主はレンスター公王陛下になるので公王陛下直属の従士よ。あなたたちの国に従士制度はないの?」


 ボクの質問にアスリンは軽く答えてくれたけれど、それって結構な身分なのではないだろうか? 呼び捨てにしていたら後で大変なことになりそうで不安になる。


「だとすると、アスリンさんは高い地位の人……? 呼び捨てにしたら失礼よね……? 私たちの国には存在しない制度で……」


 ボクと同じことを考えていた彩葉がアスリンに言う。


「ううん、気にしないで。街では従士の二つ名で呼ばれることが多いけれど、親しみを込めて名前で呼んでもらえると私も嬉しいな」


 アスリンは笑顔でボクたちに答える。初めて見た彼女の笑顔は反則的に可愛い。


「わかった。遠慮なく名前で呼ばせて貰うよ、アスリン。さぁ、冷めないうちに朝食の缶詰を食べようぜ」


 そう言ってハルは暖めた鍋のお湯を捨てて缶詰を取りだして岩場に腰掛ける。何だか久しぶりの食事だ。


「さすがに何も食べてなかったから、ボクも腹が減ってたぜ」


 ボクと彩葉がハルを挟むように岩場に座り、アスリンもボクたちに合わせて向かいの石の上に腰掛ける。彼女は腰を下ろすとボクたちを見つめながら、今度は彼女から質問をしてきた。


「私の素性は話した通りよ。今度はあなたたちのことを教えてもらってもいいかしら?まず、一点。ヴァイマル帝国は、どうやってこのような辺境のキルシュティ半島まで鋼鉄竜を連れて来れたのか。そして何を目的としているのか。次に二点目なのだけれど、なぜイロハはドラゴニュートなのに感情を制御していられるの?」


 アスリンの質問からわかったことは、やはり彼女はボクたちのことをヴァイマル帝国の兵士だと思っているようだ。そして彼女が言う鋼鉄竜と言うのは、二号を含めた自動車のことらしい。二点目の質問については、彩葉を見ながら言った。これはボクにもわからない。


「アスリン、君が追っているヴァイマル帝国というのは、ナチス政権の鉤十字を掲げた第四帝国のことか?」


 表面が平らな石の上で、温めた缶詰の上蓋部分を逆さにしてシャカシャカと擦りながらハルが言う。


 まったく、こんな時に缶詰なんて擦りながら、ハルはいったい何をしているんだ……。


「政権? 良くわからないけど、ヴァイマル帝国の人たちは自分たちのことを第四帝国と呼ぶ人もいるらしいわ。ハロルドたちはヴァイマル帝国の軍人ではないと言うの?」


「あぁ。俺たちは生憎だけれど、そのヴァイマル帝国の人間じゃない。どちらかと言えば敵だ。だからと言って帝国の目的やどうやってここへ来たのかなんてさっぱりわからない。君が鋼鉄竜と呼んでいるこいつは、俺たちが奴らから奪った乗り物なんだ」


「これを……奪った……の? どうやって……?」


 ハルがアスリンに答えるとアスリンは動揺しているようだ。ボクたちがヴァイマル帝国の軍人ではなく彼らの敵であったことの方が、彼女にとって違和感を覚えたのだと思う。


「話すと長くなるけれど……」


 ハルは缶詰を擦るのをやめて、逆さにしていた上蓋を上に戻す。そして缶詰の側面に手掌部で圧力をかけると、次の瞬間その缶詰の上蓋が綺麗にパカっと開く。


「お、中身も旨そうだ。折角だから先に食べよう。あ、そうだ。アスリン、俺のことは愛称のハルって呼んでくれると嬉しいな」


 アスリンはハルにコクリと頷く。


「何をしているのかと思っていたけれど、変な開け方……」


 彩葉がハルに驚いている。ボクだって驚きだ。


「知らなかったよ。そんな開け方があったんだ?」


「前に登山か何かの雑誌で読んだことあってさ。缶切りが見当たらなかったからやってみたんだ。彩葉、毒味してみるか?」


 ハルは笑顔で答えながら、開けた缶詰のソーセージにフォークを刺して彩葉に渡そうとする。


「昨夜食べてみたから大丈夫よ。毒は入ってなかったし美味しかったわよ、これ」


「何だよ、もう毒味済みなのか。って、どうやって開けたんだよ?」


 ハルはフォークを刺したソーセージを自分の口へ運びながら、呆れたように彩葉に言った。


「う、うるさいわねっ! これよ、これっ!」


 彩葉は不機嫌そうに手先を鋭利なナイフのような形に変えて、それをハルに見せながら答える。異能の力を使って実力行使でこじ開けるなんて彩葉らしい。彩葉の手先が剣に変わる力は初めて見たけど、もの凄く切れ味が良さそうに感じる。


「あ、たしかに旨いなこれ」


 ハルは満足そうにソーセージを再度かじる。ボクもハルを真似て缶詰の上蓋を平たい石に擦ることにした。アスリンはいつものハルと彩葉のやりとりを不思議そうに見つめ、目をパチパチさせている。


「アスリン、気にしないで。この二人は昔からこんな感じなんだ」


 ボクはアスリンに伝えると彼女は黙ってボクを見て頷く。


「ごめんなさい、アスリン。私のせいで色々とビックリさせてしまっているみたいで……。でも、この食べ物のことなら大丈夫。本当に美味しいから安心してね。ドラゴニュートについては、正直なところ私も全然わからないの。ねぇ、アスリン。私のようなドラゴニュートってみんな感情を持っていないものなの?」


 彩葉はアスリンにドラゴニュートについて逆に質問した。


「噂では感情を持ち合わせる普通の人と差がないドラゴニュートもいると聞いたことがあるけれど、私はこれまでに一度もそういうドラゴニュートに会ったことがないわ。イロハ、あなたが初めて。言い辛いけれど、ほとんどのドラゴニュートは心まで竜に支配された獰猛な怪物というイメージがこの社会の常識かなって……」


 申し訳なさそうにアスリンは彩葉の質問に答えたけれど、彩葉が悲しそうな表情になるとそれ以上言うのをやめた。アスリンの言う通りなら命を助けられたとはいえ、彼女が彩葉を警戒するのは当たり前のことだ。けれど、ボクも彩葉が普通の女の子でだとアスリンに伝わるように庇護(ひご)する。


「大丈夫、アスリン。彩葉は違う。至って普通の女の子だし、そんなモンスターなんかじゃないよ……。ちょっと見た目と違って強いけど……。」


「うん、わかっている。これまでの皆のやり取りを見れば十分伝わったわ。でも、あの戦い方はドラゴニュートそのもの。人の力を超越していた……」


 しばらく沈黙が続く。絶え間なく流れる小川のせせらぎの音だけが聞こえてくる。そんな重い沈黙を二つ目の缶詰を開けながらハルが破った。


「アスリン、ソーセージは食べられるか? 一応分類的に肉料理になると思うけど……。安心して大丈夫。俺たちは君に危害なんて加えたりしないさ」


 ハルは開けた缶詰のソーセージにフォークを刺してからアスリンに渡す。


「ええ、ありがとう。いただきます」


 アスリンは缶詰を受け取り、一瞬躊躇したようにも見えたけれど、彼女は缶詰のソーセージを口にした。彼女なりに敵意がないことをボクたちに伝えたいのだと思う。ボクと彩葉は、ハルを真似て蓋を開けて缶詰を一緒に食べた。


「この味付け、美味しい」


 ソーセージを一口食べたアスリンは缶詰の味に驚いている。


「うん、ボクもこの味付け好きだな」


 空腹だったから余計に美味しく感じたのかもしれないけれど、このソーセージの味付けは上等だ。塩と胡椒がほど良く効いていてボクの好みの味だった。


「もし足らなければ、遠慮なんてせずにどんどん食べてくれよ。少し荷物減らさないと二号のスペースがキツいからさ」


 ハルはキューベル二号を指差しながら言う。


「ところでさ、まだアスリンの質問に全て答えていないけれど、ボクたちの本当のことを……、全てアスリンに伝えた方がいいと思うけれど、どうだろう?」


 旧ナチスの軍用車のことを鋼鉄竜と呼んでいたくらいだし、地球のことは知らないかもしれないけれど、彼女はヴリトラが言っていたヴァルハラを知っているかもしれない。


「うん、アスリンに私たちがどうしてここにいるか話すべきだよね」


「そうだな。そうすれば俺たちの素性もわかってもらえるだろうし。アスリン、驚かずに聞いてもらえるか?」


 ボクの提案に彩葉もハルも同意のようだ。


「ええ、大丈夫よ。意思のあるドラゴニュートと精霊使いのことを知らない高位の呪法使いの一行が、ヴァイマル帝国から鋼鉄竜を奪った。その話を聞いただけでも、もう驚きで一杯だけどね」


 アスリンは笑顔で答える。


 あー、やっぱりこの子の笑顔は飛び抜けて可愛いな……。


 アスリンの返事を確認すると、ボクたち三人は顔を見合わせて頷き合った。代表してハルから彼女にボクたちの素性を伝える。何だかんだ言って、こういう時に頼りになるまとめ役はいつだってハルだ。


「アスリンに先ほど伝えた通り、俺たちはヴァイマル帝国の素性についてもドラゴニュートについてだってわかっていない。それどころかこの世界の全てが……。そもそもここがどこなのか、そして今日がいつなのか、それすら知らないんだ」


 アスリンは不思議そうにボクたちの素性を話すハルを見つめる。


「その理由は、俺たちがこの世界の人間ではなく、この星から遠く離れた地球と言う星から来たからなんだ」


 沈黙の中、吹き抜ける風がアスリンの奇麗な長いブロンドの髪をそっと揺らした。


「どういう……ことなの?」


 驚きで一杯と言っていたアスリンは、パッチリしたつぶらな瞳を更に大きく開き、ハルから告げられた予想外の話に言葉を失っていた。彼女からしてみれば、ボクたちは外宇宙からやってきた異星人だ。何かの冗談だと思っているに違いない。


 ボクたちはアスリンがわかるように時間を掛けて、これまでの経緯を正直に伝えることにした。

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