表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

23/397

パーティーメンバー

後日顔合わせで残りのメンバーとあった。リムを入れて5人のパーティーのようだ。



 戦斧使いの大柄の男。ガイ、見た目通りのパワー系。身体強化に特化してるそうだ。歳は26。筋肉の化身と言わんばかりの図体にさわやかフェイス。裏方を任せるべきだろうか。


 魔術師のスロート、ガイの真逆のような男だ。エルフで細身、こちらは攻撃魔術を主体とするそうだ。年齢は秘密らしい。可愛い系のイケメン、給仕だなこれは。


 弓使いで探索が得意なミル、年齢は21・・・らしい。主観で言うとどう見ても小学生です。10歳児くらいにしか見えません。探索について聞くと、ゲームなんかでいうシーフのようだ。罠を見つけたり、仕掛けたり。偵察と狙撃主といった所だろう。こいつも給仕だろうな。



 最後にヒーラーと付与魔術を得意とする、レイナ。歳は15・・・こちらは逆に大人びすぎててその年齢に見えない。170近い女性としては長身なせいもあるだろう。印象としては凍りつくような美人だ。難点は口数が少ない事だろうか、まあ裏でガイと組ませてやれば問題ない。




 報酬としては契約中は宿として一部屋ずつ貸し出す事。小銀貨を月1人辺り15枚。一日2食の食事だ。


 銀級を雇うと思えば破格なのだろうが。家の食事は比較的高い。だいたい1食で通常の2.5倍、酒は8倍程度だろうか。何故この値段設定なのかと言うと、他の店への被害が少ない様にだ。客層を分ける事で一般的な食堂の客足は大して変わっていない。



 客の大半は稼いでいる冒険者か金持ちの家の人間だ。



 因みにパーティーメンバーから製法が漏れる可能性だが、非常に少ないと判断した。まず、ギルド長のはからいでギアスという契約魔術を使った。これはいかなる方法であろうが、俺の秘密を流せないと言う物だ。ペナルティーは呪いという形で様々な事が起こるそうだ。最悪の場合死との事。



 人となりもギルド長の言葉が本当なら信用できる奴等だろう。まぁギルド長自体をある程度は信用してはいるが・・・完全に信用して良い者などこの世どころか、あの世にすら無いってのが俺のスタンスだ。



 だが、そこそこ安全を確保したと言えるだろう。借りた家が無駄に広くて助かった。




 雇った初日に鼠を捕まえた。3匹もだ。思った以上に優秀だったようだ。




 さぁ尋問を始めようか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ