小林ー1 なんか・・・
・前回のあらすじ
赤木少年(12)頑張った。
あの美女、まず自己紹介もしてないよね。そんな奴のこと信用できる奴いんのかな?まあ、今はパニック状態の奴がほとんどなんだからこういうわずかな情報に頼るしかないしな。つまりは異世界転生だろ?まれに人外に転生している小説とかあるけど人外は嫌だなぁ。あいつらはどういうこと思うのかしらねえけど、ま、期待とかしてんだろうな。最後に別れでも言って心置きなく異世界ライフを満喫するんだ。
と、思ったけどあいつらいないのか・・・。
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うん?これて転生できたのかな?あの美女の言うことに従って、『鑑定』でも取ってみるか、
<スキル『鑑定』を入手しました。>
レッツ、『鑑定』!
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〖種族:氷人族〗 年齢:0 Cランク
Lv:1 スキルポイント:450
ステータス
HP:3/3
SP:1/1
MP:20/20
速度:1
攻撃:1
防御:1
魔攻:14
魔防:12
職業:無職
スキル
防御系:無し
攻撃系:無し
魔法系:『極氷魔法』
固有系:『氷の使い手』
技能系:『鑑定』
特典系:『極み』
称号:『突然変異』
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かなり突っ込みどころ多いけどさ・・・まず、MPだけおかしくない?ここだけ二桁入ってんだけど?それに『突然変異』って何よ!?それに『氷魔法』がなんかすごそうなことになっているしさ!?ちょっとこういうよくわからないスキルとかって『鑑定』出来ないの?
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『突然変異』
初めて誕生した種族の始祖に贈られる称号。色々あるだろうけど頑張って。>
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『極氷魔法』
氷魔法を極めた印。これを持っていれば、どんなイメージの魔法だろうとMPの消費が極めて少なくなる。
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つまり、俺って・・・普通じゃないのかな?だって初めて誕生した種族の始祖って証明でしょ?あの『突然変異ってやつ。じゃあ、異世界でも特別な存在になれるのかな?だとしたら・・・ぐへへ。
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・・・ん?ああ、寝てたのか。うん、仕方ない。いろいろ大変だったんだから。精神的なショックが大きすぎたんだよ昨日は。自分で言うのもなんだけど、普通の奴だったら耐えられないね。よく耐えた、俺。
さて、自分の状況の確認も済んだし・・・さて、こっからどうすっかなあ?
五感のほとんどが使えんし・・寝よ。いいよね休んでも。どうせあの二人も寝てるんだろうしさ。
次からは第二章になります。ついに念願の進化を果たした草木、ここからどのような能力を得てどう戦っていくのかそして二章終了はいつ訪れるのか・・・?
特に考えてもいませんがまあ、気長に待ってくださいな。