☆逢花と水葉の用語解説☆ ―神籬(ひもろぎ)―
逢花:「今回は本編最後の方にあった神籬についてです。水葉ちゃん、お願いね」
水葉:「やっぱり私なのね」
逢花:「それはそうよ。本物の巫女を目の前にして私が説明するなんてできないもの」
水葉:「その理屈で言うなら、前回の剣の説明は逢花がするべきだったんじゃ……?」
逢花:「まぁまぁ♪」
水葉:「……良いわ。神籬についてね。本編でも軽く触れたけど神様の依代のことよ。現代の神道では神社や神棚以外の場所で祭事を行う際に一時的に神様を降臨させる物をこう呼ぶわ。ただ、遠い昔の古代神道においては自然界に存在するもの……つまり川や岩、木……山でさえも依代として選ばれていたの」
逢花:「それって、つまり自然さえあれば、どこででも神様が現れるかもしれないってこと?」
水葉:「そうね。日本の八百万の神々の話を全国各地で聞くのはそういうことがあってのことかもね。今の現代社会と違って、昔はどこも自然豊かだったっていうから……この緑に恵まれた神名の島だって、昔はもっと自然に満ちていたし八百万の神々が住まわれていたって噂があるぐらいよ」
逢花:「ここ数年は自然破壊の代償で各地で異常気象が起きたりもしてるって聞くし、私たちにとって自然って今も昔も身近なものじゃないといけなかったんだね」
水葉:「昔の人々がどうして自然を大切にしてきたのか、現代に生きる私たちはもっと真剣に考えないといけないのかもしれないわ」
逢花:「なんだか途中ですごく真面目な話になりましたけど、八百万の神々のお話はまた機会があれば……かしら?」
水葉:「それが良いわね」
逢花:「では、今回はこれで終了したいと思います。次回からはいよいよ新編開始です」
水葉:「次編では新しい人物や魔女が現れます。今編のように、最初は誰が魔女なのかわからないらしいので、推測する楽しみがあるかもしれません」
逢花:「あまり言うとネタバレしてしまいそうなので、このへんで」
逢花&水葉:「ここまで読んで頂いて、ありがとうございました!」




