自然
自然の内奥にある神秘やアルカナを
自身の内部にも取り入れていくとき
また、その神秘を自発的に自己から
呼び覚ましていくときに
人はこれ以上ない
至福のエクスタシーに包まれて
純粋意欲も蘇ってくることでしょう
自然が持つ、いくもの表情や性質は
人間を飽きさせることはありません
その懐に抱かれながら
相互的に人間側も、注意力を巡らし
心の心を開いていくときに
その新たに産まれてくる溌剌とした力は
まさに、まことの幸福を自らが創造していく喜びと等しく
その親和力のなかで、かの新生を賜うが如く
俄然一体なる力に満ち溢れていきます
そのときに、一なるものは
同時に、全であり
全なるものは、あますことなく
一に打ち明けることを知るのです
全と一は、この結婚により
至高の一元世界に、花を添えるのです
これこそが、あまたの星辰にも流れている
極小と極大の力であり
この宇宙と地球に住む全ての命は
一つの愛を呼吸していることを
静謐に語りかけています
この語調のなかで
あらゆる営みや運動が生じてくるときに
人は「自然」と呼ぶことなのでしょう
自然とは、おのずから天然の営み
天の営みを成すものなのでしょう
この空気や水、光合成
こずえに咲く宇宙の根源的美
根源力というものが
愛の媒介者として、存在し
その乳房を人は
赤子のように吸って、呼吸をし
愛を永遠たるものとしようと自らも励み
生涯を生きているのです
また、それを言として
模倣し、継続させながら
いつの日にかは、その境涯になること
黄金の生命力
キリストやブッダへの到達というものに憧れて
幾多の歴史を紡ぎ、繋げてきているのが
人類史を辿るなかでも
垣間見れます
人間の心の営みのなかにも
その黄金なる自然が宿っていることを知る人々
また、その黄金を復興していこうと
励む人々こそが
ロマンの鐘を鳴らし続ける人々であり
自然と共生していく未来を創造していく
力を有している人々だと
この百合の花が教えてくれます
内外におきまして
光彩溢れる自然が
復興されていくことを
ここに切願致します




