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ひとつなるうた ー詩集ー  作者: アミュースケール
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アルカヘスト

街中を照らすほどの街灯や


賑やかな旋律でさえも


ぼくにとっては、乏しく感じるのです


そこには、アイデンティティーが生きておらず、逃避しているからです


ぼくには、あたりまえなことは、一つとして無いのですが


一体それは、どこから来て、どこに還るのでしょう


黄金を告げた賢者達の言が


いつからか風化してしまいました


なんて嘆かわしいことでしょう


ぼくのなかのなかにあるポエジーや


人々のなかのなかにあるリーディングは


決して忘れてはならないのです


それは心のなかのなかに、いつの日にも、宿っていて


憧憬を消そうとしても、消えないのと、同じです


それはアーリオン伝説のように


とこしえからとこしえなのです


つまり、葉脈に眠る秘儀や


子供達の無垢なる輝きは


決して失われることがないのです


ミクロコスモスも、マクロコスモスも


ひとつなるうたによって


アレキサンドロスに復活の御命を授けるが如く


陶冶されているのです


きみやぼくのなかのなかで


黄昏ている御光や天稟(てんぴん)


さらなる栄光がありますように

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