幼子のこころ
天のありかたが
地にもたらされるとき
それは
幼子のように
現れるであろう
光のまなこで衆生を見つめて
浄福なる愛のともしびで
世界をくまなく照らし
花々には恍惚の言葉が飾られる
無常なる風にとこしえは眠り
喜びの種々は深淵にまかれる
悲しみの舞いは白い太陽の力によって
慈悲の翼へと変容を遂げ
このソラを自由自在に飛翔する
苦しみの唇からは
聖なる告白が産まれて
命は耕され復活の苗床はしつらえられる
虹は幼子のように
あらゆる希望を駆け巡り
敬虔から産み出される感動を
愛と光の国から甦らす
時間を超えた言が力を持ち
生き生きした世界を創造していく
それは老いることもなく
枯れることもない
命の内奥に宿る星辰の煌めきは
深潭たる新たな可能性を呼び覚まし
それは無限定に広がりをみせ
もはやひいきや排他性は昇華され
ひとつひとつの生命の根に
やさしく溶け込む
かの饗宴は
いま、この瞬間のために
かの旋律は
永らえる人類のために
かの自然のほころびは
神のひとつなる御声に
ふたたび萌える
あらゆる思惟や競争、証明は乏しく
ただ天衣無縫の舞踊とうたごえにより
天と地は交わい
兄弟姉妹の溌剌と静謐の躍動は
かの黄金時代を繋ぐ
その無垢なる世界には
不安や恐れが入ることはなく
ただ子達による愛と夢の讃歌が
相思相愛のよろこびをもって
うたわれている
誰もが天から与えられた
尊き良心の力よ
さらなる栄光を世界に授け給え!




