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禁じられた桜の日々
この世界に君がいなかったのなら
僕はどうにかなっていた!
愛している…
愛しているよ!
けれども時は
君を忘れたふりばかり
禁じられた恋心よ
何故いつも僕を飲み干してしまうのか
何故いつも僕を虜にしてしまうのか
前世からの因果なのか…
いついつまでも
愚かな愛は
愛のままで
桜のはなびらの
ひとひらひとひらが
心のなかで舞い続ける
ああ 今すぐにでも
この銀河を駆け抜けて
会いに行きたいよ!
僕の心のなかは
君の光で溢れている
君の薄紅色で染めらて
君が僕のなかで弾け散る
僕に時おりくる
空虚な心は
誰の目にもつかぬところで
疼いている
この弱り果てた心に
聖なる命を
ふたたび吹きかけるのは
あなたしかおりません
君と僕を創りあげた
あなたしかいないのです
ああ
復活して下さいエデンよ!
ああ
僕の内奥の奥よ!
君と結ばれてはならないと
調和なる美の力が伝えてきます
それでも今の僕は
禁じられた恋心の鮮やかな色彩に
染められたまま…
胸は燃え
風に頼りなくうなだれて
群青色の涙は枯れずに
僕は天地にくずおれる




