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ひとつなるうた ー詩集ー  作者: アミュースケール
107/136

献詩 (アミューの旅より)

外界に浮かぶ雲は

風で飛ばされて消えるのでもなく

出来事はただ起きているわけでもない

私達の内界に全て()けていく

私達の内界の雲が集まれば

やがて静かな光の雨が

ぽたんぽたんと落っこちて

虹の歌声と手を繋ぎ

私達の渇いた内界の土壌を潤して

七彩の木々を育てていく

七彩の木々は、やがて

全ての存在を讚美して仕える

七宝を実らせていく

私達の内界にある

沈まない太陽の炎によって

外界の世界にある

あらゆる障壁は溶けていき

暗闇のみなしごも照らされて

艱難辛苦の眠らない絶望や

青色吐息の輪廻転生でさえも

全てが恵みの大気となり

生の源となる

私達はやがて

神秘の飛沫(ひまつ)に包まれて

自由自在の愛の翼を授かり

清淑(せいしゅく)にひるがえりながら

世界の中心を飛翔する

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