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時よ!
風に消えゆく君の声を
木葉がひらひらと
舞うようになぞれば
いつものようにささやいて
濤聲の朝に
鳥達が歌えば
空がその音彩に
耳を澄ませる
花は馨りを思い出せば
四季を瞬き
追憶の彼方から
溢れるばかりの光が
胸いっぱいに広がり
全身が包まれていく…
走れ、走れ
心のなかの少年少女よ!
時は満ち満ちた
手を握れなかった、あの、苦しみよ
支えることが出来なかった、あの、悲しみよ
力になれなかった、あの、痛みよ
過去も、今も、未来も
全て、この胸のなか
今こそ、至高のともしびを
今こそ、愛の源と自らの鼓動で
創造しよう!
アナタとワタシが繋がれていく
アナタとワタシが結ばれていく
アナタとワタシが変容していく
アナタとワタシが幸せに
いつも、いつまでも
そばにいる
いつも、いつまでも
ここにいる




