第2話 旅じたく 5
犬の女の子、イヴとミルクが にじのかけらをさがして だいぼうけんに!
対象:小学校三年生位~
読み聞かせや癒されたい人にもおすすめ☆
イヴは手を打って喜びました。
ピッピがせっけい図をくちばしでつつきました。
「ところで、ここにかいてある自転車はどうするんだい」
「自転車は今、
わたし達がふだん使っている物をそのまま乗り物に取りつけるつもりなの。
そして旅から帰って来たら、
外してまたもとの自転車として使うわ」
イヴはすっかりうれしくなりました。
ピッピとチッチは小首をあっちこっちにかしげながら、
いっしょけんめいにせっけい図を見ています。
今度はイヴのかたにとまっていたチッチが言いました。
「それからこれはていあんだけど、
キツネのだんなさんが昨日、古くなった水のタンクをいくつか置いて行ったのよ。
それを乗り物の屋根に乗せたらどう?
ペンキをぬりかえれば、まだ十分使えるわよ。
おふろや台所があるんだもの、たくさんの水が必要だわ」
「え、そんな物まであるの」
イヴがおどろいて聞き返しました。
「まだまだ、もっと良い物がおくにあるよ。
全部見せてあげる」
ピッピが笑いながら言いました。
それから二羽は森のおくへ飛んで行ったので、
イヴは急いでその後を追いかけました。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2024年7月1日です。
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注意:この作品は 『小説家になろう』、『カクヨム』、『Novel days』に、同時掲載しております。




