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⑤海底遺跡にご案内

 オルカはどこか嬉しそうな表情で俺を見ている。

 期待、好奇心、ワクワクどれをとっても当てはまりそうだ。

 何か企んでいるようにも見えないし、聞くだけ聞いてみるとするか。


「わかった。その良い提案の内容を教えてくれ」

「きゅきゅきゅ。これから私は海底遺跡に行くんだ。そこに隠されている物そのお手伝いをしてくれればさらに報酬を支払ってあげるけど、どーお?」


 なるほど、追加の依頼ということか。

 正直、金は今一番必要な物だ。


「わかった。そうしたらその海底遺跡に案内してくれ」

「きゅきゅ。りょーかい」



「ヒロト。苦しくは無い?」

「ああ、問題ない」


 俺は今、オルカの案内で海底遺跡に向かっている。


「しかし、能力操作って言うのは便利だね。今度私にも教えてよ」

「別にいいが、俺のようにやれるようになるには相当時間がかかるぞ」


 俺の魔法のマネは誰でも出来る。

 それでも俺の領域には簡単には来ることが出来ない。

 その特徴は構築にある。


 この世界の能力向上魔法は各自の決まった箱の中に、ブロックを詰めていくようなものだ。

 箱の大きさはともかく、大事なのはどれだけ詰められるかでありそのサイズと相性が重要である。

 その調律こそが、俺がもっとも得意とする能力だ。


「勉強は得意だから問題ないよ。やってみせる」

「意気込みだけは覚えておくぜ」


 その後も潜り続け周辺が暗くなってきた。


「見えてきた。あれが海底遺跡だよ」

「あれが海底遺跡」


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