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 施設に戻ってお風呂――トイレ掃除の後に直接飯を食うは、さすがによろしくない気がして先にお風呂へ。例によって個室を借りる。

 銀貨三十枚で部屋を借りられるというけれど、五人に人数も増えたし、その個室内で五人、生活できるかどうか判断できない。もう少しお金を稼いだ方がいい。

 今日はエリシアとエリーもお風呂を借りるようだ。

 隣同士で別れる。


 昨日と同じようにゆっくりとお湯に浸かり、泡まみれになって、トゥーナを十分に甘えさせ、血も与える。

 マロとカオスも出して、みんなで仲良く入浴だ。

 湯船に身を沈めていると、トゥーナが俺の鎖骨辺りに頬を寄せ、くっついて来た。

 今日はラファともくっついていて、なんとも言えない気持ちに襲われる。右隣にラファがいて、一緒に横になって、足を延ばして、肩が触れていて、少し狭くて、雫が垂れて、ラファの細めた目が虚空を見つめて、少し紅潮して、寄りかかりたくなるような。

 なんとなく、なんとはなしに、相手を許してしまうような、そんなゆったりとした感情だった。


 水の音だけ――ぽたりと、落ちる。その音だけ。


 夫婦ってこんな感じなのだろうかと、ふとそう思うと、視線だけで睨みつけて来て、冗談だってと目を閉じて少しだけ笑みを浮かべる。

「別に怒ってない」

「何も言ってねぇだろ」

 ラファの左手の指が、俺の右手の指の間に入りこんできて、悪かったってと改めてそう思う。

「うぅ……」

 トゥーナがガジガジと肩を噛んできて、左手で背中を撫でた。


 ラファを見ていて面白いことを考えてしまった。

「トゥーナ、ラファに言い寄る男を良く見なさい」

「また悪だくみか」

「あむあむ」

 肩をあむあむするな。それ返事か。

「何処が悪だくみだよ。いい事だろう?」

「どうだか」

「いい? ラファの表情や仕草で悪い男といい男を見分けなさい」

「あむあむ」

 将来、変な男に引っかからないように学ばせようと思ったのだが、今のトゥーナには早いのかもしれない。聞いてねぇな。


 ラファの指が動いて、俺の指の間を強く押す――警戒、なぜ、目の前に、黒い影が、伸びて、伸びて、闇から、影から抜け出すように、現れる、それが――。

「私も、お風呂に入れて貰おうかしら」

 一糸まとわぬ姿は、鏡を見ているようで、それなのに、一目で、この女を好みだと思う。

 俺が俺のために作った体だからか――それとも。

「お前――」

 ラファが起き上がろうとして、顔を歪めた。


 マロとカオスが――泡のように浮いている。ゆっくりと、ゆったりと――中空を。

「争いにきたわけじゃないわ。一緒に、お風呂に、入りに来たのよ」

 俺の対面、持ち上がった左足、枠を越え、足の指先が水面に吸い込まれるように、タポンと音がして。

「あぁ、いい気持ち」

 広がった髪が、それは湯船に浸かりながらも、意思を持つように、揺らめいて、彼女の邪魔をしてはいなかった。

「あら、そうよね、消してしまったものね。こんにちは。こんばんは、おはよう、さようなら?」

 すぅすぅと寝息が聞こえて、トゥーナが寝てしまっていると気づく。


 股間に、体が跳ねる――指先が、足の指先、股間に触れてくる、否、ラファの左手が、左手の平が股間に当たっていた。

 目の前のそれは、いじるように、俺の目を見て、視線でなぶるように、平越しに足の指を動かしているのがわかる。

「名前、思い出してくれた?」

「俺の宿星、だよな。ドッペルゲンガーの」

「そうよ、半分はね。半分は違う。安心して? 危害を加える気は一切ないから、愛しているの、あなたのこと、とても、そう、とてもね」

 蛇に睨まれた蛙のように――だけれど、不思議と、拒もうとは思わなかった。

「怖い顔しないで、ダークエルフのラファ、それとも天使のラファイール? 話すのは何年ぶりかしら? みんな元気そうだったわね」

「ハ――くっ」

「それは禁止。それはダメ。私の名前を言ってはダメ」

 ラファでも苦戦する相手か――それでもラファは僅かながら動いていた。抑えられているのか、押さえられているのか、その動きはひどく、力みを伴ったものだった。

「でも、落ちてもやっぱり天使よね。卑猥な事はお断りかしら?」

「ふざけるな……」

「貴方達はいつも他人に、清廉潔白な白いシーツを望むのね。一点の染みも汚れも許さない。そんなことを他人に、人に求めるなんて愚かだわ」

「このっ」

「ラフィ」

 俺はラファの名前を呼び、ラファが俺を見た――俺の目を見たラファの体から力が抜けていく。

「だってそうでしょう? 人類を絶滅させたいの? ユニコーンだって乙女とやるわよ」

「そんなことを言いに来たわけじゃないだろう? ずっと一緒にいた。ずっと一緒にいたのだろう。俺の、宿星」

「えぇ、ずっと一緒よ、ずぅっと一緒」

「要所要所で、助けてくれた。理系魔術が使えたのも、ミサイルマンが使えたのも――それは、とてもありがたく思う。ありがとう――」


 そう言うと、それは笑みを浮かべた――嬉しそうに、少女のように、無邪気で、母性的で、悪戯で、顔を、自分の頬を両手で押さえて、嬉しそうに、嬉しそうに。

 俺なのに、俺じゃない――俺好みの、女。

「そう思考誘導したのは私だけれど、そう言ってもらえると、ほんと、フフフッ、なにかしら、嬉しい、とっても嬉しい」

「それで、なぜ、今、急に、姿を見せる気に、なったの、か」

「受け入れてくれるのね。そうよね、だって私は貴方の宿星なのだもの。貴方は私、私は貴方――」

 体勢を変え、こちらへ向かってこうとするそれの前に、ラファが左手を差し出して、俺を守るように。

「ラファ、ラフィイール。セラフィイール。どうしてそう無粋なのかしら。どうしてそう愚かなのかしら。セラフィイール・ラビリスタ・ラビリス・ラ・ファ」

 ダメだ――俺が言うのもなんだが、コイツはなにかおかしい。俺の宿星だというには、何かがおかしい。半分だけってことは、あと半分は別の何かってことだ。俺の制御下にはない。マロはともかくカオスのような、心を汲んでくれる存在ではない。

「ラファ、大丈夫」


 ラファも本気では無いのがわかる――本気を出せば、この辺り一面を吹っ飛ばすこともできるはずだ。

「そうよ、大人しくしてなさい」

 傍に来て、顔が近づいてきて、止まり、鼻で息を吸い込むと、目を閉じて、深く息を吐きだして。


 指を握られる――湯船に沈んだ左手が俺の右手を持ち上げて、指の間に指を通してくる。手を頬に寄せられて、柔らかい、モモのような匂いと、心臓の鼓動が競り上がってくる。

「貴方は覚えてないでしょうけれど、随分と一緒にいたのよ。こうして一緒にいると、感慨も一入ひとしおだわ。ねぇ、呼んで? 名前を、呼んで? じゃないと、何時までもこのままよ」

 名前、とは。

「まぁいいわ。一つ、今日は一つ、聞いてほしい。私ね、正確には私ではなかったのだけれど、貴方が殺されるってなった時、すごく、すごく頑張った子がいるのよ。身を引き裂いて、死ぬ覚悟で貴方から離れて、貴方を守ろうとした。でも貴方はそれを知らないの。そのせいでヌースを制御できなくて、そんな形になってしまったけれど……。これはこれで良かったのかもしれないわね。貴方は知らないのでしょうけれど、その子がどんなに頑張ったか、どんなに貴方を探したか、死にたくないともがいたか、貴方は知らないのでしょうね。結果的には良かったのかもしれない。貴方を見つけた時、貴方の体はそうなっていた。不安だったの、不安定だったの、怖かったの、守れない、そうしたら、死んでしまう。死そのものなのに、死を恐れるの。おかしいでしょう。それほど、貴方が、死ぬのを、恐れたのよ。その思いを、貴方は知らないの。フフフッ。いいの。もういいの。でも、少し意地悪したくなる。もっと私の事を、考えてほしくて、意地悪してしまう。フフフッ。ダメね。私って。貴方が、最後の一人、だからかしら」

 なんの話だ――。

「ヌースの形、というのは、テリトリーのことか。そうなると、離れたのは俺の宿星、ドッペルゲンガー。貴方ではない。貴方はドッペルゲンガーではない」

「そう、そうよ」

「貴方様の名前は、俺にはわからない」

「そう……」


 右の耳元へ差し出される彼女の右手――彼女の左手に握られたままの俺の右手、右手の甲がゆっくりと、なぶるように右頬の表面に当たるか、当たらないかの距離で撫でられる。

 腕の数が、いや、二本に見える。しかし――錯覚か、幻か。

「だから、名前を付ける。ハティ――そう、名前を付けたい」

「そう……。ハティ、そう、小賢しいわね。そういうの嫌いよ。嫌い。そうよね、貴方はずっと小賢しかった。だから人に馴染めなかったものね。ずっと孤立していたものね」

 いてぇところを突いてきやがる。悪いかよ。一人じゃ悪いかよ。うるせぇ俺の勝手だろって、そうやって生きて来たんだよ。

「あたまでっかち」

 笑みすら漏れそうだ。俺の心の、柔らかいところを、棒で突かれたような気がした。


 頬から離れた右手、スッと何かが出て来て右手に、指に、握られる、それはタバコだった――口に咥え、今度は右手に一本のマッチ――バスタブの縁に擦って、どうやってか火が付いた――火を灯し、離し、投げ、虚空のそれは、煙を伴いながらバスタブの向こうへ外れていった。

「貴方の大好きなたばこよ。吸ったこともないくせに」

「少しはある」

「そう? あらそう?」

 ラファの顔が、しかめ面に――。

 涼しい顔で、タバコに口を付け、灯した火が赤く――口から離して、近づいて来る。拒めない――やべぇ。

「んっ」

 ラファの左手が滑りこんでくる――。

 目の前に白い煙が漂ってくる――指の間から漏れた煙が上がっていく。熱を帯びるみたいに、熱い。


 それは俺を見ていた。俺の目を見ていた――迷いがない、怖れを知らない、なぜだか、なぜだか負けて泣いて蹲って、それを受け入れるしかなかった過去の自分を思い出していた。

 惨めだよ、惨めでどうしようもない。だから負けるのは嫌いだ。でも勝っても孤立するだけで、どっちがいいって笑うしかない。


 俺は所詮その程度の小物なのだとわからせられるのだ。

 どんなに強がって見せたって、所詮それは強がりでしかない。

 威勢を張っても殴られればもう……。集団を見たら、目を伏せて歩く。電車で出入口を悪戯に塞がれている男子高校生を見ても、馬鹿だろと心の中で思うだけで何もしない。

 自分は強いと、妄想ではそうなのさ。実際は殴られたら足が震えて力もでない。でなかったよ。俺は。それなのにプライドだけは一人前だ。


 皮がはがれりゃ、惨めになるだけだ。俺は本物じゃない。それは俺が一番よくわかっている。周りに本物がいたからだ。俺だってなれるなら本物になりたい。ただ俺が本物になるには、それこそ神にでもすがるしかなかった。無い者の宿命だろ。

 だけれど与えられたものに、そんなものに何の価値がある――無い者は無い者なりに歯を食いしばって足掻くしかないんだよ。それしか無いんだよ。


 残念だけれど努力したって報われない事はある。それでもできると信じて足掻くしかないんだよ。死ぬまでだ。死ぬまで黙ってやるしかない。報われると信じて。

 一部は報われるだろうな――。

 努力すれば報われるなんて言葉を信じるのは馬鹿だ――それでも馬鹿をやるしかない。そうして年を取り残りカスになっても生きているのが俺だ。なんで生きているのかって聞かれるんだ。そんなの知るか。そんなの俺が知りてぇわ。


 無くしたと思っているのは、俺だけなのかもしれない。答えなんてない。生きるしかない。

 黙って生きろよ。わかっている。そんなの。

「無粋」

「いい加減にしろよ」

 ラファの苦々しい表情と言葉――俺にそんな価値はねぇよ。ねぇからダメなのかもしれないが。

「ハティ」

 俺はそれの名前を呼ぶ――指をほどき、左にはトゥーナがいるので、右手を腰に回して抱きしめる。本当は風呂場から出て土下座の一つでもかましてやりたいところだけれど、腰が上がらない。

「俺にはこれしかできない」

 ハティが身を起こす――手をついて、髪が垂れて来て、黒くて、光沢のある、吐息と、赤くなった頬と皮膚――ヴァイオレットピンクの瞳、垂れてくる雫、頭から、唇へ、溜まり、ぽたりと、俺の唇へと落ちて来た。

 にたぁと笑ったその笑みすら、扇情的で心を締め付けてくる。この女を手に入れたいと思うほどに、この女は危険だと警鐘がなる。体は求めるが、経験が警鐘を鳴らして来る。

 この女は危険だ。この女は男を振り回す。心を揺さぶる女には近づくな。

「ふふふっ可愛い……今日は、これくらいで簡便してあげる」


 耳元でパチンと音がした――音が広がるように、波紋が広がるように消えた。波や揺らぐように。

「ん?」

 マロとカオスが中空で回転し、体勢を立てなおしはじめる。

「あむあむ」

 トゥーナの声を聞いて、ラファの方を、ラファも俺を見ていて、刹那、お互い目を合わせて反らせなかった。


 不意にラファが動いて、腕を掴み、顔を近づけ――途中で止まり、苦々しいと言った表情をして、口をもにょもにょと動かして止まった。

 なんだよ――そっぽを向いた。完全に浴槽反対側を向いてしまって、波が体を揺らす。

 なんなんだよ……力が抜けて、肩の手前までお湯に浸かる。

 これ以上浸かったら、トゥーナの口が沈んでしまう。

「悪い」

 とりあえず謝っておく。

「別にお前は悪くない」

「ありがとう。助かったよ」

「あぁ」

「何かあったのだ?」

「いや、ちょっとなってぇ‼」

 トゥーナが急に強く噛みついて来て、痛みに顔をしかめて変な声をあげてしまった。

「いてぇな」

「いたくない」

「トゥーナ、噛まれたら痛い」

「痛くない」

 お前の腕も噛んでやろうかこの野郎と思ったが、そんな気力もなかった。

「湯冷めしちまうよ」

 立ち上がろうとするとトゥーナが邪魔をする。

「トゥーナ」

「やだ」


 コイツ――引きはがそうとして腕に力を込めたら目を開いて爪立ててきやがった。めちゃくちゃいてぇ。つうか血が出るまで抱き着くとかこいつやばすぎだろ。腕に爪が食い込んでいるどころか、肩に噛みついてやがる。

「うぅ‼ があ‼」

 獣かよ。

 がっちり掴んで離れない。

「どうした」

「……別に」

「別にって言うな……」

 別にって言ったら、何かあるから。気にするなって気にしろってことだから。

 子供が別にって言ったら黙って頭を撫でてやれ。俺はそうされた。

 できる子が何かできた時はめちゃくちゃ褒めて抱きしめろ。

 ただの持論だけれど。


 力を抜くと、トゥーナが俺から身を起こして――さっとラファの手が間に入ってくる。

 手の甲が唇に当たって――だからなんなんだよお前らはよ。

「うぅ‼」

 トゥーナがラファを睨みつけた隙に体を起こして、体勢を立て直す。

「あっ‼」

 トゥーナが恨めしそうに俺を見上げていた。

「お前はガードが緩すぎる」

 思わず目が点になるようなそんな感覚を覚え、いや、ガードする意味がねぇよと心の中で思ったら、ラファに叩かれた。


 あぁ、あの女を強く感じる――俺の中にいる。俺が指を動かせば、重なるように指を動かす。俺より楽しそうに、俺より嬉しそうに、魔術を行使するのだろう。


 お風呂ってリラックスする場だろ――なんで疲れてんだよ。

 最近ストレスばかりなんだけど。なんなの、ストレスを受けるのが俺の仕事なの。

 湯船からあがり脱衣所で体を良く拭く――トゥーナの体をタオルで包み込み水気を拭う。

「くしゅっ」

 だから湯冷めするって言ったのに――流体で包み、温める。

 このヌースの扱い、俺から宿星が抜けていたため起こった現象だと言っていたけれど、あれが俺の宿星――なんとなくだが、宿星が傍にいる予感はあった。

 使えるはずのない魔術が発動したからだ。

 予感は、パンタノーラの幻影が発動した時に、すでにあった。

 メタモルフォーゼモンキーマン――。

 スキュラとの闘いの時――体が急激に回復したのはおそらく宿星のおかげだ。呼吸に合わせて――。

 そしてフィールド型ダンジョンでのフラッシュバック。

 思考誘導というよりは、思考同調――。

「マロ、カオス、戻って」

「わかったのだ」

「カオス‼」


 しかし――いい女だったな。俺好みの――頭に火花が散るような、真っ白になるような。

「ってぇ‼」

 ラファに肩を叩かれた。

「なんだよ」

「とっとと着替えていくぞ」

「なーに怒ってんだよ」

「怒ってない」

 トゥーナの野郎もケツに張り付いたまんまだしよ。服着ろよ。尻に当たってんだよ。

 ラファが自分の掌を握り、振り上げ威嚇してくる――なんだその可愛い動作は。

「いて‼」

 だから叩くんじゃねーよ。

「早く着替えろ」

 いてぇよ。体よりも心がよ。奴らを思い出すと痛みしかない。

「いたいよ」

 そう言うとラファは目を反らして。

「悪い」

 そう言った。


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