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5

 集中治療をすると言い、老婆は医療施設への隔離となった。

 面会が許されるまで、俺にできることはない。

 もしフランメルアンメリーチェなら、俺は世話になった恩を返さなければならない。

 日記に記された知識のおかげで、あの土地で暮らせていたからだ。

 その恩は計り知れない。

 俺を含めて、のちの代も含めてだ。とは言え、あとは待つしかない。

「治癒するなよ」

 ラフィには釘を刺しておいた。

「いいのか?」

「それはそれ、これはこれだ。ダークエルフの治癒能力がどれほどかは察せられないけれど、下手に気取られるとお前の立場が危うくなる。絶対使うなよ。絶対だぞ。これフリじゃないからな」

「わかった」

 聞き分けが良くて助かる。基本的にいい奴なんだよなコイツ。頭もいいだろうし、俺を殺せばそれで済む話なのに、こうして殺さずに自由させている。

「ありがとう、助かるよ」

 肩に手を置いてそう伝える。

 ラファは息を吐いた。

 もしかしたら、コイツにとって俺の言う事を聞くこと自体が、些細な事なのかもしれない。器がでかすぎてグウの根もでねーよ。

 年齢は二万年を超えていると言っていた。

 二万年も生きると、細かいことが些細なことになるのかもしれない。

 どうでもいいのは余裕の表れ、か。その分結果が同じなら経過は関係ないと思うのかもしれない。小さな命が何処でいつ消えようが、世界全体で見れば小さなこと。人間なんて宇宙から見れば塵と一緒だ。塵が何をしようが、世界にとっては些細な事なのかもしれない。

 小さいが、大きな背中で、その背中に翼が見えた。

 その余裕に甘えさせてくれと、背中に額を押し付けたい衝動に囚われたが、俺はガキじゃないしな。


 オーダーラインへ戻る前に、防護服を取ってしまった俺もまた、医療施設へ寄るように言われた。

 簡単なバイタルチェックをするということなのだが、清潔そうな白い建物の中で、医師と見られる女と対自し――。

 俺の体が調べられては困るが、袋に息を入れ、目の下や、舌、脈拍を見られただけだった。

 不謹慎だが女性の医師に触れられて、チェックを受けている間、それを好ましいと思ってしまった。お医者さんごっことか好きなのかもしれないと苦笑してしまう。

 やっぱ女の子はいいよ。女の子はよ。ちょっと触れるだけでいいんだよ。ちょっと触れるだけっていうのがいいんだよ。

「大丈夫ですね。呼吸器官も正常です」

「結構大げさに見るのですね。私の他にも沢山防護服を脱いでいる方はいましたが」

「念のためです。何かあってからでは遅いですから。不調があれば言ってください。他にも怪我や具合が悪い時は遠慮せずに言ってください。念のため、血液検査や内臓類のチェックなどもしますか? 貴方はつい先日この街に来たばかりですね? 別途料金が発生しますので、強制はいたしませんが精密検査を受けることをおすすめします」

「いいえ、大丈夫です。もし、具合が悪くなりましたらお願いしますね」

「別途料金が発生しますがカウンセリングも受けられますので、よろしければどうぞ」

 俺から離れないトゥーナをちらりと見て、医師はそう言った。

 カウンセリングで治るならいいんだけどな。

 必要以上に調べられなくて良かった。


 俺の血、動脈は青黒く、静脈は赤黒い、混じると紫黒くなる。

 スキュラの時、色が気になって後で腕を切って調べた。

 震えて、何度も躊躇ってしまって――俺に自傷の毛がなくて安堵する。


 弱い事にひどく安堵する――弱くていいんだ。

 俺は傲慢だから、強くなればなるほど傲慢になってしまう気がする。

 口では何とでも言える。実際に思っているかどうかは別だ。


 建物の外へ出て、建物を見上げる――白い壁はコンクリート系の素材で出来ているのだろう。銃もあるし、それなりに科学技術も発達している。

 もっとも医療は、医療系を受け持つ銀糸竜の娘が担当するらしく、科学というよりは、銀糸竜の力で無理やり治すのだろうな。

 妖怪が背中にへばりついてきて、振り返り……眺めて、目を合わせ、頭に手を置いた。汗でぺったりとした髪、指でいじり、撫でた。


 傍に来たラファの気配に気づいて、顔をあげる。

 隣にエリシアもいてびびった。

「待っていてくださったのですか?」

「はい、私、何もできなくて、ごめんなさい。仕事は終わりました。取ったケムシや異物は回収積みです。マドレーヌさんに依頼達成の完了を言われました」

「ありがとう。気にしないでください。エリシア様、遅くなってごめんなさい。あと、手伝えなくて、途中で抜けてしまって。ごめんなさい。機関に、今日の成果を報告して、ご飯を食べましょう? ご飯まだでしょう? もうお昼をまわっていますから。エリーも迎えに行かなくてはいけませんね」

「様……なんて、タチアナは意地悪です。無事でよかった」

 傍に来たエリシアが手を握って来て、俺を掴むトゥーナの握力が増して痛かった。手を握って貰える事が、こんなにも何とも言えない気持ちになるとは思わなかったよ。

 つうかコイツ握力強すぎる。


 オーダーラインへ行き、受付に――朝の受付とは嬢が変わっていた。

「依頼の報告をしたいのですが」

「ようこそオーダーラインへ。わかりました。カードを提示してください」

 カードを提示する。

「少々お待ちください」

 受付はカードを持って奥に引っ込んでいった。

「私も、貰っていいのでしょうか」

「もちろん、私は途中で抜けましたので、私の分は少なくてかまいません」

「そんな‼ 私も大丈夫ですので、そんな事言わないで。ありがとう……タチアナ」

 話し合いで均等に四等分ということになった。

「お待たせしました――ブルー……」

「ちょっと‼」

 ――急にいつもの受付嬢が割り込んで来た。

「ボルシチ‼ ここは私が変わるから、貴方はあっちをお願い」

「ラザニア、なぜ?」

「いいから‼」

 お前ラザニアって名前だったのかよ。

「まぁいいですけれど。これがこちらの方々の資料と結果です」

「ありがとう、ボルシチ」

 いいから早くしてくれよ。


 ラザニアはこちらへ向き直り、咳をする素振りを見せ、資料をペラペラとめくっていた。

「依頼内容を確認しました。確かに、大変すばらしい結果ですね」

「そうですか?」

「はい、最大報酬銀貨二十枚が今回の報酬になります。一括で受け取りますか?」

「実は、途中でトラブルがありまして、それで、依頼をあまり良くできなかったと思うのですが」

「そうですね。資料はただいま拝見しました。しかし仕事内容に問題はございません。しっかりと果たして頂いています。それに人命救助まで、これは大変すばらしいことです。特に人命救助は大変に素晴らしい行為であり、賞賛されるべきものです。機関オーダーラインは貴方達の働きを最大限に評価いたします」

「そうですか?」

「はい。もちろんです。ご不満ですか?」

「いえ、そんなことは……」

「安心してください。これは正当な評価ですから。受け取りはどういたしましょう」

「俺とトゥーナ、それからラファはその銀貨五枚を今週の税金に当ててください。エリシアは別で」

「大変すばらしい決断だと思います」

 やべ、俺って言っちまったわ。

 誰も何も言わないからスルーしとこ。

「ありがとうタチアナ」

「いいえ、エリシアがいて、今日はとても楽しかったです。ぜひ、また一緒に仕事をしましょう。ご友人がいらっしゃるので、滅多に機会は無いと思いますが」

「そ……そう、そうですね。よろしければ、また一緒に組んでくださいね」

「はい」

「では、今回の報酬より三人の税を納めさせていただきます。エリシア様のカードには銀貨五枚分、納めさせていただきました。カードをお返しします」

「ありがとう、ラザニア様」

「……あっ。はい、そうですね。あの、タチアナさん。少しよろしいですか?」

「はい、なんでしょう」

「できれば、急な話で申し訳ないのですが、よろしければ、ぜひ、私専属で依頼を取らせていただけませんでしょうか?」

「それは、どういう意味ですか?」

「私が貴方達の専属アドバイザーとなり、貴方達にふさわしい依頼を見積もります。私達オーダーラインは、各チームに専属アドバイザーとして雇っていただくことが可能です。それで、私は貴方達のアドバイザーにして頂きたいのです」

「私の一存では決めかねます。リーダーはラフィ、ラファなので」

 急に俺に振るなよという顔でラフィは俺を見、トゥーナはすでに興味無さそうに俺の手を掴んで下を向き、足で地面を弄っていた。

「俺はなんでもかまわない」

 ラファがそう言う。

「ではぜひ‼ 私を専属アドバイザーにしてください」

「それは貴方にメリットがあるのですか?」

「はい、もちろんです。アドバイザーはチームの貢献度に応じて国より報酬が与えられます。もちろん報酬は魅力的なものですが、それよりも、私は貴方達、マッスル戦隊ポークマンがよりよいチームになると信じています」

 マッスル戦隊のあたりで、ボルシチがえって顔を向けて来たんだけど何なの。

「そうなんですか。それは、何か、私達に義務を生じるものですか?」

「そうですね。私が依頼を選ぶ形になりますので、私に対する信頼が必要になります。それは私を雇っていただいてから見ていただくのが良いと思います」

「料金などは……」

「契約も仕事の内なので、これは機関の仕事として扱われます。確かに貴方達の働きにより私への報酬は増減しますが、それを加味したうえで、私は貴方達を信じ、自らの決定が間違っていなかったことを証明したいと思っています」

「それだけですか?」

「はい、それだけです。料金などは一切発生しません。何か義務が生じることもございません。ただ、依頼を紹介するのが常に私となる、それだけです」

「そうですね。そこまで言っていただけるのなら、デメリットも無さそうなので、よければお願いしたいですが」

「もちろん‼ 早速私が貴方達の専属アドバイザーだと登録してきますね。今日はお疲れ様でした。施設でゆっくり休んでください。貴方達が良き市民であることを、私達は願っています」

 コイツ、ラザニアの奴、俺達のギルド名を勝手に変えて登録したんだろうな。ブルーナなんとかって名前で登録していて、バレたくない。まぁいいよ。何か俺に不都合があるわけじゃないし。

 ラザニアに手を振られて別れ、施設に戻ることにした。

 そのままエリーと合流する。エリーは学校が終わり、エリシアが戻ってくるのを施設の入り口で待っていた。エリシアの顔を見ると、綻んでいく。いい姉妹じゃないか。何かを思い出しそうになり、やめてくれと思考を消す。

 エリシアとエリーとはここで別れた。


 特にすることもないので風呂に入る。

 やっぱ風呂だよな。風呂しか勝たねーわ。

 トゥーナの体のチェックもできる。泡まみれにしたトゥーナが抱き着いてきて、体から離す。君はそろそろ女の子になろうね。トップを他人に触れさせるなという話だ。

「こーら。こういうことをしてはいけません」

「なんで?」

「なんでも」

「どうして?」

「どうしても」

「やだ」

 シャワー用の手押しポンプに手を置いてポンプを動かし、水を吸い上げて蛇口を捻り、出て来たお湯で泡を洗い流してやる。

「先に湯に浸かって体を温めなさい」

 そう言ってもクトゥーナは目を反らして動かなかった。

 傍により、額に唇を付ける。

「体が冷めるでしょう」

「……何を、たくらんでるの?」

 なんでだよ。お前、なんでだよ。どんだけ疑心暗鬼なんだよ。すげぇ目つきで俺を見てるんだけどなんなの。

「体が、冷めるでしょう? 早く入れ」

 最後まで疑り深く俺を観察しながら、背中を見せないようにトゥーナは浴槽に入った。浴槽に入ってからもじっと俺を見ている。

 感謝の意味もかねてラファの体を洗い、ラフィがお湯に浸かるとトゥーナがお湯から出て来て俺の体を洗い始めた。

 試しに手を掴んでみる――クトゥーナが驚いて顔をあげて俺を見た。

「自分で洗うから、お湯に浸かってなさい」

 にっこりとそう言うと、トゥーナの腕の力が強まった。

「んぎぎぎぎ‼」

 自分で洗う言うてるやろ。

「お風呂に、入り、なさい」

「んぎぎぎ‼」

 どうあっても俺の体を洗わなければ気が済まないらしい。息を吐いて手を離すと、トゥーナは勝手に俺の体を洗い始めた。

 洗い終えたら三人でお湯に浸かる。

「ぬあ~」

 思わず変な声が出てしまう。さっき意地悪したと思われたのか、トゥーナは浴槽でも俺のモモの上に座って体を密着させ離れなかった。どうしたらこんな子供に育つのか、俺が悪いのか、俺が悪いわ。しっかりと俺の体を掴んでいる。もう、こう、もう、くっ。どうにかしたいのに、気持ちはあるのに言葉が出てこない。

 あがったら早めの夕食に舌鼓を――席に座りスプーンを加えていると遠くからベシャメルがこちらへやってくるのが見えた。トレーを持っていて、上に何か乗っている。

「お疲れ様です」

 そう声をかけて来たので、軽く会釈してスプーンを口から取る。

 これはお疲れ様っていうべきか、でもベシャメルの方が俺より上だしな。上の人間にご苦労様、お疲れ様って言っちゃダメなんだよな。なんつったらいいんだ。何も言わないわけにはいかない。ここまで1秒。お疲れ様はありなんだっけ。

「どうもベシャメル様。お世話になっております」

 普通にわからん相手なら頭を下げながら様です……って濁しながら通るんだけどな。知っている上役にこれすると上司に呼び出し食らうからおすすめはしない。

「いいえ。そのようにかしこまらなくてかまいません」

 コトリ、とベシャメルはトレーをテーブルの上に乗せた。

「こちらは錠剤型の回復薬です。基本的に五錠まで無料で提供できます。例え必要なくとも夜寝る前に一錠飲むのをおすすめします」

「そうなのですか?」

「えぇ、夜の間に体を修復しますので、次の日に疲れを残しにくくなっております。ぜひお飲みになってください」

 俺はラフィを見て、ラフィは一錠手にとってポイッと口の中へ放り込んだ。

 男鑑定とかお前男らしすぎるだろ。俺は飲む気しないぞ。

「わかりました。夜寝る前ですね。もう少し起きておりますので寝る前に頂こうと思います」

「はい、ぜひ。では私は受付におりますので、御用のさいは何時でも受付にいらしてください」

「ありがとうございます」

 ベシャメルが去ったあと、ラフィを見る。

「ただの錠剤だ。問題ない。俺とお前には特に……この子にとっては良いだろう」

 俺は右手の掌を上に向け、首を少し左へずらして見せた。そうかよ、という仕草だ。

「トゥーナ」

 トゥーナの名を呼ぶと、俺の正面に座っていたトゥーナは俺を見た。頬に卵が付いている。正確にはスクランブルエッグのようなものだが、スプーンで自分の頬を指すと、トゥーナは反対の頬をぺたぺたと触った。ため息をつきながら、スプーンで頬に付いた卵を取り、口に運んだ。なんでコイツ、こういうところだけトロくさいんだ。


 ベッドに入るとトゥーナとラフィも入ってくる。

 せめぇ……とは思ったが、どちらかを追い出したら可哀そうな気もした。

 トゥーナが抱き着いてきて、しばらく上体を起こし、壁に背を預け、トゥーナを甘えさせる。

 体を擦りつけ、腕を背中に回してより広い面積を密着してくる。

 人ってこんな事に時間を使うものなのだなとなんとなくそう思った。


 伸ばした足の上にラフィが頭を乗せて目を閉じている。

「トゥーナ、一人で戦えるよ」

 トゥーナがそう言って見上げてくる。

 そんなことは知っている。

 戦うのは身を守るためだ。

 攻撃するためじゃない――と言うのは俺の詭弁だろうか。

 トゥーナの頭を撫でる。


 あまり魔物を殺すのに慣れて欲しくない。

 生き物を殺すのに、慣れて欲しくない。

 俺は結局何がしたいんだ――。

『それを言ってあげたら?』

 マロにそう言われ、そんなこと言えるわけないだろと思い、返事をしなかった。

 俺もコイツも、これまでも、おそらくこれからも、何かを殺さずには生きられないだろうから。


 体を寄せ、頬に頬を合わせる――匂いを嗅ぎ、指に指を絡める。

 腕や脇、全身に手を這わせ、心臓と心臓を重ねて、俺が愛情だと思うものを与える。

 トゥーナが腕に力を込めて、俺の腕を押し返し、耳や肩を何度か噛む――子猫がじゃれるように、犬がじゃれるように。

 体が擦れ合い、お互いがお互いの意思を持って攻め、守る。

 わかっていたのだが、トゥーナの握力は相当強い……相手を掴むという行為は握力の消耗が激しいものだ。継続して握り続ける筋力があり、さらに威力を高めるヌースがある。


 毛が黒くなってからヌースが顕著に現れだした。

 力を強めたいと思った部分にヌースを纏い始めている。

「今日はもう寝な」

 その力加減を、俺とこうして戯れることで確かめている節がある。もしかしたら、イグニッションを習得できる、のかもしれない。

「やだ」

「は?」

「やだやだやだやだやだっ。やだっ」

「寝ろっつーの」

「やだっ」

 反抗期か、コイツ、いつも反抗期じゃねーか。反抗期の子供ってどうすれば言う事を聞くのだろうか。誘導の仕方、後で色々試してみるか。やっぱ飴かな。


 足の上にはラフィが横たわっている――動けないだろと思うとラフィが目を開けて横を向き、じっと俺を見て来た。整った顔、緑と青の混じった深い瞳の色。足に触れる頬の柔らかい感触、跳ね上がる。

 ――少しの動揺と、ため息がでて、なんだか中学生の時みたいだと懐かしくも思う。

 中学生と今と対して変わってねーじゃんって辟易もしてきた。

「ほらっ寝るよ」

「うーっ‼」

 ラフィが足からどいたので、足を曲げて横になる。かけ布団をかぶり、左脇を枕にトゥーナがいる。目を閉じると、色々な音が聞こえた。誰かの話声、遠くて、足音、遠くて、ラフィから深い寝息の音が聞こえて来て、寄り添ってくると、その人肌は妙に温かくて、ぬくぬくと気持ち良くて、やがて眠ってしまった。


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