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みちくさ  作者: 斎木伯彦
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支持者

 この世の全ての業態について言えますが、支持者(ファン)は大切です。

 自衛隊にも多くの支持者(ファン)がいますが、かつては税金泥棒と罵る人がいたのも事実です。

 それでも訓練を重ね、実績を積み、厚い信頼を勝ち得て来たのは、真摯な努力の成果でしょう。人生二度三度挫けたぐらいで、死んだような表情はできません。

 自衛隊を好意的に取り扱った作品も増えつつある昨今ですが、私にとって大きな存在は吉岡平さんの「アイドル防衛隊ハミングバード」(1993年)です。

 今でこそ普通に行われている「声優によるコンサート」は当時、否定派が多い状況でした。

 それでも五人の女性声優さんの頑張りが後に繋がっております。

 吉岡平さんの作品は好きで、ほぼ全てを購入し、今でも本棚の目立つところに並んでいますが、ある日を境に購入をやめました。

 その原因は「無責任艦長タイラー」(1989年)にあります。

 原作大好きだった私にとって、大きな改変がされていたアニメには不満を抱えていました。そんなある日、世はまさに世紀末、書店で新刊を物色していた私の視界に「真・無責任艦長タイラー」なる表題が飛び込んで来ました。

 はて、と思いつつ手に取り、中身を改めると「アニメ版の内容で原作を書きました」という吉岡平さんのコメント。

 その瞬間、「もう二度と、吉岡平の作品は買わん」と心に誓って書店を後にしました。

 いやー、本当に支持者(ファン)は大切にしないとダメですね。

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