表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
みちくさ  作者: 斎木伯彦
43/50

大胆な景気刺激策

 政府は大胆な景気刺激策に、金品の支給を考えているそうですが、笑止千万ですね。

 幾らずつ配るにしても、費用対効果は極めて薄いとしか言い様がありません。

 国民一人ずつに十万円を支給するとして、十二兆円が必要になりますが、十万円程度では貯蓄に回されて終わりです。

 一時金では何の経済効果も生まなかったのは、地域振興券やこども手当てなどの愚策が証明しております。こういう発想は捨てて考えなければなりません。

 更に、こういう支給制度の弊害として、窓口業務や事務方の負担増大による経費の加算、受け取り手続きなどによる国民負担の増大もあります。

 しかも感染症の蔓延が終息していなければ、手続きに殺到した人々の間で感染拡大に繋がり、これまでの努力が全て水泡に帰します。

 恩恵を受けない在留外国人も不満を感じるでしょう。

 これらの問題を一挙に解決するのが、年度替わりからの「消費税廃止」です。

 消費税の税収は二十兆円程度ですから、国民一人ずつに十万円程度支給した場合の経費加算した金額と、ほぼ同じぐらいです。

 それでいて経済効果は国内全体に分け隔てく行き渡ります。

 大胆な景気刺激策は消費税廃止しかありません。

 ところで消費税の減税や廃止を「せっかく増税したのに」と反対しているのは、二階俊博自民党幹事長さんで、全国旅行業協会(ANTA)の代表も務めていらっしゃる重鎮です。

 我々日本国民が納めた税金を、旅行業界に注入するなどと主張なさっていらっしゃるようです。

 どうやら、お尻に火が点いたようですので、こう言って差し上げましょう。


「ANTA、背中が煤けてるぜ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 俯きながら三白眼で(笑)。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ